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H&Y SWIFTシステムでのケラレ検証結果まとめ

この記事はH&Y SWIFTシステムについてのケラレ検証結果のまとめです。
よく使うと思われる代表的な組み合わせでケラレの状況を検証しました。

この記事はケラレだけの検証になります。
H&Y SWIFTシステムそのもののレビューはこちらの記事をご参照ください。

ケラレの検証

組み合わせが多岐に渡り、きちんと検証すると情報量が多くなりますので、よく使うと思われる代表的な下記の組み合わせでケラレの状況を検証しました。

お使いの機材構成により影響度は変化すると思います。あくまで参考値としてご覧ください。

確認条件

  • レンズ保護フィルターは外した状態
  • 角型フィルターは1枚のみ装着
    Rotatable Holderを取り付けた場合はRotatable Holder側に1枚取り付け
  • 検証に使ったレンズのレンズ径はいずれも82mm
  • 角型フィルターを数周回転させて画角内のケラレを確認
  • 撮像範囲はフルサイズで検証

使用したレンズ

以下のニ本のレンズを使いました。

○NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
○NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

検証した組み合わせ

■従来品① との比較
・従来品の角型フィルター用ホルダー(100mm K-Seriesフィルターホルダー Mark II)のデータ
・アダプターリングはK-Series Holder Mark II同梱のアダプタリングを使用

■従来品② との比較
・従来品の角型フィルター用ホルダー(100mm K-Seriesフィルターホルダー Mark II)のデータ
・アダプターリングは別売りのK-Series100mmホルダー専用アダプターリング(Slimタイプ)を使用

■SWIFT①:最小構成
<ベース部>
・SWIFTマグネティックアダプター(広角レンズ向け薄枠アダプター)
<ブリッジ部>
・SWIFT マグネティック ブリッジリング(SWIFT Magnetic Bridge Ring)
<アクセサリー部>
・SWIFT マグネティック 100mmフィルターホルダー(SWIFT Magnetic 100mm Holder)

■SWIFT②:ドロップインフィルター挿入
<ベース部>
・SWIFTマグネティックアダプター(広角レンズ向け薄枠アダプター)
<ブリッジ部>
・SWIFTマグネティックドロップインフィルターラック(RD100)
<アクセサリー部>
・SWIFT マグネティック 100mmフィルターホルダー(SWIFT Magnetic 100mm Holder)

■SWIFT③:ベース部にREVORING使用
<ベース部>
・REVORING SWIFT マグネティック可変式アダプター
<ブリッジ部>
・SWIFT マグネティック ブリッジリング(SWIFT Magnetic Bridge Ring)
<アクセサリー部>
・SWIFT マグネティック 100mmフィルターホルダー(SWIFT Magnetic 100mm Holder)

■SWIFT④:ベース部にREVORING使用、ドロップインフィルター挿入
<ベース部>
・REVORING SWIFT マグネティック可変式アダプター
<ブリッジ部>
・SWIFTマグネティックドロップインフィルターラック(RD100)
<アクセサリー部>
・SWIFT マグネティック 100mmフィルターホルダー(SWIFT Magnetic 100mm Holder)

■Rotatable Holder使用時
上記すべてのパターンでRotatable Holderを取り付けて検証。
→Rotatable Holderとは2枚の角型フィルターを違う角度に組み合わせることができる角型フィルター用ホルダー(ロウテイタブルホルダー:Rotatable Holder)です。

詳細を知りたい方はこちらの記事を参照して下さい。

ケラレ検証結果

複数のパーツを組み合わせできる自由度の高いシステムを組んでいるため、従来品と比べるとケラレの影響が出やすい傾向にはあります。

便利さとのトレードオフです。

ただしアダプターリングを使ったケース(SWIFT①、SWIFT②)において、SWIFTではアダプターリングに「薄枠型」を採用していることもあり、なかなか健闘しているのではないでしょうか。

まとめ

ある程度想定はしていましたが、特にベース部にREVORINGを利用した場合はそれなりにケラレは出ますね。
→レンズ前面にパーツをいろいろと配置する関係上、これは構造的に仕方ないと思います。

薄枠のアダプターリングとREVORINGとで2種類のベースを用途によってきちんと使い分けする運用が良さそうです。

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