※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【超初心者向け】置きピン って何? ~置きピンを使った撮影方法の紹介~

オートフォーカス(AF)に頼らず、あるところに一旦ピント合わせした状態を保持したまま撮影することを「置きピン」と言います。

超初心者のうちは基本的にAFに頼ることが多いと思いますが、いろんな撮影対象を追いかけていくと置きピンを使わないと撮影できない場面が出てきます。

今回はこの「置きピン」について極力簡単に説明します。

なお、「超初心者向けシリーズ」の目次的な記事はここです。
このシリーズの記事を他にも読んでみたい方はこちらを御覧ください。

置きピンを使うケース

暗い中、突然動くものが現れる などというように、カメラが苦手とする、暗い中での撮影でオートフォーカス(AF)に頼ることができない撮影をする場合です。下記が代表例です。

  • 暗い中で飛行機等、動くものを撮影するケース
  • 花火の撮影
  • 星空を撮る

置きピンのやり方

オートフォーカス(AF)で一旦ピントをあわせた状態で、オートフォーカス(AF)からマニュアルフォーカス(MF)に切り替えてピント位置を保持するのが一番簡単な手順です。

なお、ここでは基本的な流れを説明しますが、撮影対象ごとの詳細な注意点は後述する別記事の詳細説明編も参照してください。

MFへの変え方

マニュアルフォーカス(MF)への切り替え方法はいくつかあります。
お使いの機材に合わせて設定の仕方を変えてください。

  • レンズに付いているAF⇔MFの切り替えスイッチを使って切り替える
  • カメラ本体にあるAF⇔MFの切り替えスイッチを使って切り替える
  • カメラの操作メニューからAFをOFF(MFをにする)に切り替える

置きピンの設定の仕方

AFを使って一旦どこかにピント合わせをします。
置きピンはピント合わせしたままで固定しておいて、実際の撮影時にそのままのピント位置を使って撮影するものなので、一旦ピントを合わせる位置は”撮りたい撮影対象によって変える”必要があります。

  • 例えば飛行機ならば移動してくる飛行機が通る(だろう)場所、あるいは上空を通る場合は(これ、実際は難しいのですが)概ね高さを想定し、そこの距離あたりにある目印に合わせる
  • 花火ならば打ち上げ場所あたり
  • 星空ならば出来るだけ遠くの景色で一番明るくてピントが合わせやすい場所

置きピンを使った撮影方法

別記事で置きピンを使った撮影方法のポイントをまとめていますので、詳細はこちらを見てください。

置きピンで撮影時の注意事項

ピントリングを極力触らない

特に動きものを撮るケースでは意図せずピントリングを触ってしまい、AFで合わせたピントがずれてしまうことがあります。慣れないうちは「ベタ」な対策ですが、例えばマスキングテープでピントリングを止めるなどしておくといいと思います。

ピント設定の初期化に注意

ミラーレス機は機種によって電源を切ると合わせたピント位置が初期化されてしまうものがあります。
お使いの機種がそのタイプなら電源は切らずにしておくか、電源を切ってしまった場合は再度ピント合わせから実施するようにしてください。

そもそもピントリングって、、どれ?

レンズにはいくつか回すことのできるリングが付いています。
ズームレンズだとズームリングとピントリングが、単焦点だとピントリングだけ がレンズに付いています。
基本的には一番カメラから遠いリングがズームリング、手前がピントリングだと思います。

AFで一旦ピント合わせしたあと、ファインダーを覗きながら手前のリングを回してみてください。ファイダーの中の画像がぼやけたり焦点があったり変化すると思います。それがピントリングです。

まとめ

「置きピン」の解説をしている時点でこれって本当に超初心者向けなんだっけ、、と思いつつ、、、書き上げてみました。

なお、置きピンのチャレンジ後はオートフォーカスを有効化するのを戻すのを忘れずに!!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました