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Leofoto最強三脚「ガブリエル」実機レビュー&カスタマイズ紹介

今回はこんな記事です。

Leofotoの三脚シリーズの中でも異彩を放つWings of Godシリーズ。
Leofotoのフラッグシップ三脚であるMr.Qをベースに、さらに防水・防砂・防錆機能を積んでおり、白(銀)と黒の2種類のラインナップがあります。
今回、銀色のモデル「ガブリエル」を入手しましたので使用感含めてレビューします。

Leofoto最強三脚 ガブリエルについて

このモデルを最初に見かけたのは3年?以上前、Leofoto CHINAのtwitterで初めて見たのがきっかけです。そこからかなり気になっていたモデルでした。

このWings of Godシリーズの三脚はLeofotoの『フラッグシップ三脚であるMr.Q』をベースに、さらに追加で、Poseidon/Athenaシリーズの防水・防砂・防錆機能を積んだ、Leofotoで最強の三脚です。

Kei
Kei

ちなみに『Wings of God』の名の通り、銀色のモデルは”ガブリエル”、漆黒のモデルは”ルシファー”と名前がついています。

なお、Poseidon(LPシリーズ)について気になる方はこちらをどうぞ

ガブリエルのお気に入りポイントは充実した機能もさることながら、、、『見た目』です。
特にLeofotoのロゴがさり気なくプリントされているのが高級感があってなんとも言えずかっこいい。
⇒自分で撮影すると反射してロゴがよく見えないのでKANIフィルターさんのHPから引用させてもらいました。

引用:KANIフィルター商品紹介ページより

Wings of Godシリーズの詳細紹介

販売方法について

脚の径は32mmと28mmの2タイプで、雲台とのセット品のみで販売されています。

  • LG324C+LH40R(SV/BK):32mm径
  • LG284C+LH36R(SV/BK):28mm径

  SV・・シルバーのモデル(ガブリエル)
  BK・・ブラックのモデル(ルシファー)

注:三脚の脚のパイプ径と雲台の種類が違うのみで各モデルは機能的には大きな差異はありません。

全体のサイズ感について

LG324Cについて主なスペックを示します。
32mm径4段系のLeofoto三脚とほぼ同等のサイズです。

  • 全伸長:1,685mm(センターポールユニット装着時の最大伸長)
  • 伸長(フラットユニット装着):1,387mm
  • 伸長(センターポールユニット装着):1,428mm
  • 収納高(フラットユニット装着):580mm
  • 収納高(センターポールユニット装着):630mm
  • 段数:4
  • 耐荷重:15kg

センターユニットについて

三脚上部のセンターユニットは外すことができ、フラットユニットとセンターポールユニットのどちらを使うか を選択することができます。

フラットユニットは雲台座として使用でき、センターポールユニットを使用すると雲台の高さを変えることが出来ます。

フラットユニット装着時

センターポールユニット装着時

センターユニットの取り外しにはロック機構がついており、不用意に外れることはありません。
『ネジ止め』と『ロック』の解除の2つのロック機構を外さないとユニットは外れません。

なお、三脚の高さが足りない場合はセンターポールを取り付けることでアイレベルを上げることが出来ます。

フラットユニットとセンタポールユニット下には(双方で共用となりますが)エンドフックが一つついています。ネジを回すと外れるため、必要に応じ付け替えて使用します。

エンドフックをフラットユニットに取り付け時

エンドフックをセンターポールユニットに取り付け時

ロックナットについて

防水・防砂・防錆機能タイプのチタン製のロックナットがついています。
Poseidon/Athenaシリーズと同等の仕様で、高級感があります。

私もLP324Cからロックナットがこの仕様の三脚を使っていますが、握りやすくて使いやすいです。

なお、Poseidon/Athenaシリーズ(LP324C等)ではゴムがそのまま取り付けられていますが、LG324Cではゴムがカラーリングされているため、塗料のせいでやや滑りやすくはなっています。そこは少し残念。

Kei
Kei

デザインの方を重視した結果、、というところでしょうか。

ご参考:LP324Cのロックナット

石突について

三脚のカラーリングに合わせて灰色のゴムが使用されています。

Kei
Kei

ロックナットのゴムも塗装でなくて石突のようにゴムの色自体を変えれば滑りやすくなくてよかったのに と思います。

なお、石突の金属部の材質にはチタンが使われており、防錆機能が強化されています。
また、チタン素材の交換用のスパイクも付属しています。

こちらもPoseidon/Athenaシリーズと同等ですね。

LG324C付属のスパイクタイプの石突

アクセサリーソケットについて

運台座に1/4インチと3/8インチのソケットがそれぞれ1箇所ずつありますので、スマホ固定用のアームを付けたり、三脚用ストラップをつけるための部材をつけたりすることが出来ます。

三脚ケースについて

Leofotoの中では高級路線の三脚に使われているケースが付属しています。
ファスナーは信頼のYKK。非常にスムーズに開け締めできます。

ケースに内には小さめなもの、長めのもの とポケットが2つあり、センターポールユニットやスパイクタイプの石突などをケース内に収納することが出来ます。

ファスナー部分にはさり気なくLeofotoの文字が刻印されています。これもなかなかかっこよい。

雲台とセット販売されていることもあり、センターポールをつけた状態で雲台毎収納することが出来ます。

LG364C+LH40R

LG364C+G4(クランプは倒す必要があります)

Kei
Kei

私の場合、雲台下部と運台座の間にアルカスイス互換クランプ+プレートも追加していて高さが増えてますが、なんとか収納は可能でした。

シルバーカラーの雲台紹介 〜LH40R(Silver)とG4(Silver)について〜

LH40R(Silver)

LG324C+LH40Rのセットに同梱されている雲台になります。
(LH40R(Silver)だけの雲台単体購入は出来ません)

LG324Cとカラーリングを合わせて全体にシルバーの筐体になっています。

  • 耐荷重量:20kg
  • 重量:540g

ここは良い!
  • 本体部分、クランプ部分の2箇所にパンニング機構がついていて使い勝手がよいです。
  • 操作部が雲台後ろ側に設置されており、低重心タイプ、ボール径も40mmと大きめなので安定感があります。
  • ボールの固定部の切掛けが2箇所あるので、クランプを倒して撮影する際の自由度が高いです。
  • 耐荷重量は20kgあり、重めの機材を載せても安定度が不安になることはありません。

G4(Silver)

G4のシルバー仕様が雲台単体で販売されています。

  • 耐荷重量:20kg
  • 重量:760g

G4シルバーはLG324Cと組み合わせて使用するとさらにかっこよいです。

ここは良い!
  • Leofotoのギア雲台としては定番の雲台で、『前後(チルト)』『左右(スウィング)』の2軸がギア駆動できます(注:パンニングはギア駆動しません)
  • 本体部分、クランプ部分の2箇所にパンニング機構がついていて使い勝手がよいです。
  • ギア駆動のOFF/ONを切り替えることができるので大きく構図を変えるときに逐一ギアを操作する必要はありません。
  • 耐荷重量は20kgあり、重めの機材を載せても安定度が不安になることはありません。

LG324Cのカスタマイズについて

私が三脚のカスタマイズで定番化しているものをLG324Cにも施しました。

  1. 雲台交換を簡単にするために運台座にアルカスイス互換のクランプ取り付け
  2. KANIのストーンバッグ取り付け
    ⇒今回はLG324Cに合わせて(素材の内側が白だったので)迷彩カラーを選択
  3. KANIのステッカー貼り付け
  4. 雲台側にアルカスイス互換のプレート取り付け
    LH40R向け:P-LH40(LH40向けの専用品)
    G4向け:P-PG1(専用品がないのでサイズが同等のもので代用)
  5. スマホ固定用にスマホホルダーを取り付け

カスタマイズについて詳細が気になる方はこちらの記事も御覧ください。

  • 雲台交換を簡単にするために運台座にアルカスイス互換のクランプ取り付け
  • KANIのストーンバッグ取り付け
  • KANIのステッカー貼り付け
  • 雲台側にアルカスイス互換のプレート取り付け
  • スマホ固定用にスマホホルダーを取り付け

果たしてLG324Cは”買い”なのか

『Leofoto LQ324C+LH40R』のセットはKANIフィルターHPにて¥119,800(2025年8月現在)です。一方、『Leofoto LG324C(ガブリエル)+LH40R』のセットはKANIフィルターHPにて¥140,000です。

LG324Cはフラッグシップ三脚のMr.Qをベースしているため、作り自体は信頼できるもので、そこに更に防水・防砂・防錆機能がついている点を踏まえると高すぎることはない と思います。

雲台付きのセット価格であることを踏まえるとまだまだ十分価格メリットはありますが、この価格帯になるとRRS、GITZOの三脚も視野に入って来ます。

よって、私のように機材をLeofotoで揃えている方、G4 Silverと組み合わせたい方、他の方と差別化された三脚を保有したい人向けにオススメの三脚と言えます。

Leofoto中心の私の機材たち

まとめ

ずっと気になっていた三脚、ようやく手に入れることが出来ました。

Leofotoの三脚は LSシリーズ⇒LPシリーズ⇒LMシリーズ と使用してきて集大成の感があります。

特にLPシリーズのロックナットは気に入っていたので、LG324Cシリーズでもロックナットが同等仕様なので使いやすい点も良いです。

また、LG324Cはフラッグシップ三脚のMr.Qシリーズと作りが同じだけあって、質感もとてもよいですし、広くみなさんが持っていない三脚なので、その点でも非常に満足です。

センターポール付きで高さ変更が可能なのもあり応用がいろいろ効くので、メイン三脚として大切に使って行こうと思います。

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