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【初心者向け】アルカスイス互換のL字プレートを使う5つのメリット

今回の記事はこんな内容です。

アルカスイス互換のL字プレートはとても便利です。
三脚での撮影を多用する方、特に、『縦構図撮影』を多用する方にはぜひ導入してほしい!! という記事になります。

そもそもL字プレートとはなんでしょう(L字ブラケットとも言います。)。

文字通り「Lの字」型をしたカメラ向けプレートで、特に縦構図撮影を容易にするものです。

RRSのL字プレート

RRSのL字プレート(Z6Ⅱ装着後)

L字プレートは「カメラの型番専用」のもの と どのカメラでもそれなり使えるようにした汎用品とがあります。

なお、アルカスイス互換のL字プレートとアルカスイス互換の雲台のセットでの活用は最強コンビだと思っています。

以降でその理由を説明しますね。

L字プレートの基本的な使い方

基本は縦構図撮影時にこのように利用します。
カメラにL字プレートを取り付けると、縦構図時、横構図時ともに、L字プレートだけで直接 雲台に固定することが出来ます(L字プレート、雲台ともにアルカスイス互換の場合)

L字プレートをつかってカメラを自由雲台に取り付けたところ

なお、レリーズなどのアクセサリーを利用する場合は接続端子の接続スペースを確保するため、L字プレートの縦構図用のプレートをスライドさせてスペースを作って利用します。

L字プレートのスライド部分

L字プレートのスライド部分

L字プレートをスライドさせたところ

アルカスイス互換って何?な方はこちらまで

L字プレートを使うメリット

1.縦構図の際、構図の変更が容易になる

自由雲台を使用した縦構図撮影の場合、L字プレートがないと、このような構成で撮影を行うことになります。

L字プレートを使わずに縦構図を撮る場合

経験のある方は分かると思いますが、この状態での構図の変更は雲台の動作可能範囲が狭くて非常に操作がしづらく、構図の追い込みがとても大変です。
ここでL字プレートを使うと自由雲台本来の操作方法で構図の変更が出来るので設定変更がとても楽です。

L字プレートを使って縦構図を撮る場合

また、縦位置⇔横位置撮影切替時、構図の変化が少ないので、大きく設定の変更をしなくてすみます。ほぼ同一光軸上で撮影できるのでカメラの方向を切り替えても構図の変化が少なくすみます。

横構図の撮影時

L字プレートを使って縦構図を撮る場合

2.三脚設置の際のバランスがよくなる

L字プレートがないとこのように横方向にかなり偏ったバランスになるので、とても不安定です。
ちょっと誤って足でもひっかけると三脚ごと倒れそうで不安です。

これがL字プレートを使うと安定します。

L字プレートを使わずに縦構図を撮る場合(バランスが悪い)

L字プレートを使って縦構図を撮る場合(バランスが悪くならない)

3.三脚への装着が楽

アルカスイス互換のL字プレートで、雲台もアルカスイス互換ならば直接取り付けることができます。いちいち三脚取り付け用のプレートを付けなくてすみます。このためプレートをつけっぱなしに出来ます。

L字プレートの雲台への取り付け方

L字プレートの雲台への取り付け方

三脚取り付け用の通常プレートもつけっぱなしは出来ますが、カメラを置く時にバランスが悪いです。L字プレートはカメラの下面全体を覆っているので、安定して置くことが出来ます。
また、L字プレートはカメラ下面全体に装着され、カメラ下面の穴にプレート側の空転防止の出っ張りをはめ込む形になるので、よくあるプレートの回転も発生しません。

単なるプレートだけだと安定度が悪い

単なるプレートだけだと安定度が悪い

L字プレートは底面を広くカバーするので安定する

L字プレートは底面を広くカバーするので安定する

4.カメラ本体に傷がつきにくい

L字プレートはそのままでも底面が平らなので机の上などにおいても安定しますし、そのまま三脚につけられるので、つけっぱなしにできます。
ということは、プレートの取り外しを基本的にしないので、カメラの三脚取付用のネジ穴を傷めることがありません。

5.グリップ感がよくなる

特にミラーレスは薄くて小型なので、場合によっては握った時に小指があまってしまいます。
L字プレートにより小指をかけられる場所ができ、大変握りやすいです。

私としてはこの点が結構ポイント高いです!!

L字プレートにより小指をかけられる場所ができる

注:L字プレートのモデルによってはバッテリ室の下面までL字プレートがない形状のものがあり、「小指」がかけられない場合があります。その点は注意してください。

L字プレート利用時の注意点

アクセサリーターミナルが正面にないカメラの場合(だいたいのカメラがそうですが)、縦構図にすると雲台との接続場所がカメラの真横となるため、真横にあるアクセサリーターミナルが塞がれます。そのままではレリーズなどを接続することが出来ません。
L字プレートを伸ばすか、スペーサーをつける必要があります。

L字プレートの場合、縦構図では端子接続のスペースの確保が必要
L字プレートの場合、縦構図では端子接続のスペースの確保が必要

スペーサーを間に入れて端子の接続スペースを確保

なお、L字プレートを使わないとこのような形になり、アクセサリーの接続は可能ですが、前述したバランスが悪い問題に直面します。

L字プレートを使わない場合、端子接続のスペースは不要だがバランスが悪い

カメラごとに専用のL字プレートならば問題はありません。
アクセサリーターミナルへのアクセスは問題ないようにちゃんと設計されています。

カメラ専用品同士の比較

手元にRRS(Really Right Stuff)とSmallRigで、どちらもNikonZ6Ⅱ専用のL字プレートがあるのでカメラ専用品のL字プレート同士でどの程度違うのか簡単に比較してみましょう。

RRSの機材は雲台、三脚も含めてお値段はかなり高いですが、非常に品質もよく、写真愛好家内ではGITZOと並んで評価が高い機材メーカーです(三脚、雲台の値段が高すぎて私はとても手が出ませんが(笑))。

ちなみにお値段はRRS製は送料込みで2万程度、SmallRig製が4300円程度で値段は5倍違います、、、

RRSは肉厚で剛性は全く問題ありません。表面加工も面取りがきちんとされており手触りも非常になめらかです。カメラへの取り付けは六角ネジで、六角レンチがプレート本体に磁石で装着されています。これがワンポイントになっており、なかなかかっこいいです。
L字プレートは本体プレートと縦構図側のプレートの2つのパーツで構成されていますが、どれも一体成型となっており、その点でもしっかりとした作りです。

RRSのL字プレート

銀色の部分が六角レンチ

RRSのL字プレート

六角ネジを緩めてプレートを外に伸ばす

これと比較しSmallRigは全体にプレートは薄めで表面加工もRRSには及びません。縦構図で使用するアルカスイス互換プレートはRRSと違い、一体成型でなく、ネジ止めされています。また、カメラ本体との接続用のネジはマイナスネジを使っています。ただし小さなマイナスドライバーがプレート下部に磁石で装着されており、取り付けはしやすいようになっています。

SmallRigのL字プレート

マイナスドライバは下面に装着されている

SmallRigのL字プレート

マイナスネジを緩めてプレートを外に伸ばす

SmallRigのL字プレート

マイナスドライバが下面に磁石で装着

SmallRigのL字プレート

マイナスドライバが下面に磁石で装着

この2つの製品、値段の差に見合う差があるかと言うと、そこまで差があるとは思えません。

SmallRigでも基本的な機能は十分満たせていますし、剛性に不安があるか というとそんなことはありません。
(場所は違いますが)下面プレートに空転防止用の突起もありますし、どちらもアクセサリーターミナル側のプレートを外側に伸ばすことも出来ます。
カメラ本体との密着度も問題ありませんし、RRSには及びませんがSmallRig各所に面取りはされています。

また、どちらもFTZマウントアダプタと干渉はせず問題なく使えます。

RRSのL字プレート(アクセサリターミナル側)

RRS

SmallRigのL字プレート(アクセサリターミナル側)

SmallRig

当然、RRSの方が全体的な作りや質感は満足度の高いものです。
また、面取りもきめ細やかで握り心地も違います。
ただし、ここまで値段が違うと、所有欲が満たされるかどうかの世界かな とも思います。
なお、両L字プレートのもう少し詳細な比較は別の記事で別途触れたいと思います。

RRSのL字ブラケットってものを一度使ってみたかったので、今回は入手をしましたが、値段が値段なので、今後カメラを新規で買った際、次もRRSにするかは微妙です。雲台、三脚ならまだしも、L字ブラケットくらいの機材ならばそこまでの性能差は出にくく、SmallRig製でも私は十分と思っています。

汎用L字プレートとの比較

縦構図にしやすい という目的は実現できますが、専用設計でないので、アクセサリーターミナルを塞がないように設計されていません。このため、アクセサリーターミナルを塞いでしまい、L字プレートを伸ばす などしないと横構図であってもレリーズがつけられません。

汎用品のL字プレート(アクセサリターミナル側)

カメラ専用品のL字プレート(アクセサリターミナル側)

また、専用品は一般に角が面取り加工がされていますが、汎用品は角々していて触り心地は悪いです。

汎用品のL字プレート

汎用品のL字プレート

ただし、L字プレートってものをお試しして、特に縦構図撮影における効果を確認してみたいならばお手軽に確認することが出来ます。

下記はお値段も1500円以下でお財布に優しいので、お試ししてみて、L字プレートが自分の撮影スタイルに合っているのか を確認してみるのも良いのではないでしょうか。

Nikonのミラーレスの場合、汎用L字プレートはFTZマウントアダプタと干渉してFTZと同時に使えませんので要注意です。

汎用品のL字プレート

まとめ

アルカスイス互換のL字プレートとアルカスイス互換の三脚を使うことで、このブログのテーマでもある「アルカスイス互換ってとっても便利!」な機材構成が完成すると言っても過言ではありません。

皆さんにもこの便利さを広く知ってほしいな と思います。

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