今回の記事はこんな内容です。
はじめに
NikonのFマウントのレンズは金色のラインや金色の文字が添えられており、高級感あふれるデザインになっていました。
これに対し、Zマウントのレンズはかなり控えめなデザインとなっています。

特にS-Lineの初期型は無印レンズとデザイン上に大きな差がありません。
このあたりのユーザーの不満を取り入れたのか、後発のS-LineのレンズにはS-Lineを示す「S」が大きくデザインされたり、S-Lineの超望遠レンズ(400mm、600mm、800mm)ではFマウントのように金色ラインが追加されるようになりました。

引用:NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S紹介ページより
今回はややデザインが控えめなZマウントレンズに金色のラインを追加して高級感を足すカスタムです。

180-600mm 加工前

180-600mm 金色ライン 加工後
なお、超望遠レンズ180-600mmのお得なカスタムはこの記事も参考にしてみてください。
カスタムの詳細
加工は『レンズに金色の極細テープを巻いて、金色のラインを追加する』だけです。
私は今回この製品を利用しました。ケース付きで使いやすかったです。
長さが8mもありますが、2025年1月末現在 Amazonで484円です。安い。
細さが1mmしかないので、作業中にねじれたり、レンズへの固定が甘いと貼っている最中に剥がれてきたり等はありますが、貼り付け作業はすぐに慣れると思います。

長さは8mもありますし、粘着力も「いい意味で」弱すぎず、非常に強力でもなく、剥がすことはできるので、多少失敗しても気にしないで何度か貼り付けてみましょう。
加工する上での注意事項
レンズが汚れているとテープが剥がれやすくなるので、できればテープの貼付け前に「無水エタノール」などでレンズの貼り付け部分を清掃しておくとよいです。
また、綿棒などを利用してテープをレンズに押し付けるとしっかりと固定ができます。
何もガイドがないとまっすぐに貼れないので、レンズの滑り止めなどに沿って貼るとまっすぐ貼ることができます。

金色テープで加工したレンズの数々
私がレンズに貼り付けた位置
私が手持ちのレンズのどの場所に貼り付けたのか を参考に記載します。
見栄え的には、ある程度レンズの先端に近い場所の方がしっくりきますが、可動部と近すぎると触っているうちに剥がれるリスクもあるので、そのあたりを加味して貼り付け場所を選定しました。
- NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR
一番先端の滑り止め部分の溝に沿って貼り付け。
今回加工したレンズの中では金色が一番「キマります」。加工前
加工後
加工前
加工後
- NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
一番先端の滑り止め部中央の溝は細めで剥がれやすかったため、レンズ繰り出し用リングの滑り止め直前に貼り付け。加工前
加工後
- NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
可動の際にテープが巻き込まれないよう可動部の前後は避けつつ、より先端の位置を狙って、レンズ繰り出し用リングの滑り止め直前に貼り付け。
レンズに回転リングが3本もついているので、先端部へのテープの貼付けが難しく、レンズ鏡筒やや中央部を選択しました。
加工前
加工後
加工前(レンズ繰り出し時)
加工後(レンズ繰り出し時)
- NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
可動の際にテープが巻き込まれないよう可動部の前後は避けつつ、より先端の位置を狙って、レンズ繰り出し用リングの滑り止め直前に貼り付け。加工前
加工後
加工前(レンズ繰り出し時)
加工後(レンズ繰り出し時)
- NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
可動の際にテープが巻き込まれないよう可動部の前後は避けつつ、より先端の位置を狙って、レンズ繰り出し用リングの滑り止め直前に貼り付け。加工前
加工後
加工前(レンズ繰り出し時)
加工後(レンズ繰り出し時)
終わりに
最初はS-Lineのレンズだけに貼り付けるつもりが、、、かっこいいので、無印まで含めてほぼすべてのレンズに金色のテープを貼り付けてしまいました。
S-Lineでもないレンズに金色ラインをつけるのは節操がないかも知れませんが、写活をする上ではモチベーションが重要。こんな安価なカスタムでも所有欲がとても満たされ、大変満足です。
特にNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRはもともと値段の割に(?)かなりデザイン的にカッコよかったのですが、金色ラインをつけたことで、惚れ惚れするデザインに昇華しました。
180-600mmを持っている方には超おすすめのカスタムです。
コメント