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ついに発売された究極のギア雲台:Leofoto G4ProMの徹底レビュー 〜G4・G4proとの違いと換装方法まで解説〜

今回の記事はこんな内容です。

ついに日本でも発売開始となった『Leofoto G4ProM』。
結論から言えば「全ての軸でギア駆動と粗動が両立した、究極のギア雲台」です。
これまでG2、G4、G4proと渡り歩いてきた私が、なぜ『G4proM』が「究極」と言えるのか、実機レビューと共に、既存モデルからのアップグレード方法まで詳しく解説します。

はじめに

私は風景写真を撮ることが多いので、Leofotoのギア雲台をかなり研究しています。
これまでG2、G4、G4proとギア雲台を使い込んで来ました。

さらには、3軸ともに粗動と微動ができる究極のギア雲台が出ないものか とこれまでいろいろと探求をしてきました。

この度、海外のLeofotoサイトでは販売されていたG4proMがようやく日本でも発売となりましたので詳細をご紹介(レビュー)をします。

G4シリーズ同士の比較

モデル名にG4を冠するギア雲台は現在、G4、G4pro、そして、今回紹介したG4proMがあります。それぞれの主な仕様を比較します。

モデル パニング(クランプ部) 粗動・微動の両立 重量 耐荷重 値段
G4 手動のみ ×(前後、左右の2軸のみ) 690g 20kg 70,800円
G4pro ギア駆動のみ △(パニングは微動のみ) 870g 20kg 86,000円
G4ProM ギア駆動&粗動両対応 ◎(3軸すべて可能) 880g 20kg 86,000円

注:値段はLeofoto製品が正規代理店で最安と思われるロカデザインさんのHPの値段(2026年5月現在)を参考にしています。

G4proMの外観

前後(ティルト)、左右(スウィング)、回転(パンニング)に粗動、微動をそれぞれ操作できるノブが付いています。さらに、本体自体の回転を操作するノブ、さらにはクランプ用のノブもついているので、ノブ自体はたくさん実装されています。

ただし、G4ProMではすべてのノブで「長さ」や「形状」が明確に差別化されており、 指先の感覚だけでどの軸を操作しているか判別しやすいため、暗所での撮影(花火や夜景)でもミスが激減します。

G4proMの操作の仕方

クランプの横回転(パニング)の角度調整操作について

ここがG4、G4proと比較して大きく機能改善されている点です。

大型の微動用のノブを回転してギアを駆動して角度を微修正します。
大きく角度を調整したい場合は粗動用のノブを緩めることでギアをフリーにして一気にパンニングさせることが可能です。

なお、パンニングのギア駆動用のノブは大型で微調整がしやすい形状となっています。
また、長さがある程度長いため、クランプ締め付け用のノブとの干渉もしづらくなっています。

一方、G4proではクランプの微動ノブとクランプ締め付け用のノブの形状が似ており、操作ミスのリスクがストレスでした。
また、ノブの長さに大きな差異がないため、双方のノブの位置によっては干渉して操作がしにくいことがありました。

しかし、G4ProMではノブの「長さ」と「形状」が明確に差別化されているため、誤操作のリスクはほぼありませんし、ノブ同士の干渉もしづらくなっています。

前後(ティルト)・左右(スウィング)の角度調整操作について

「前後・左右の角度調整」については微動用のノブを回転させ、ギアを駆動して角度を微修正します。

また、大きく角度を調整したい場合は粗動用のノブを緩めることでギアをフリーにして一気に角度の変更が可能です。

本体全体の回転(パンニング)操作について

本体最下部のノブを緩めることによって、雲台本体全体を回転させることができます。

三脚を設定した時点である程度、雲台は水平に設置、雲台全体をパンニングして被写体に正位置で対峙するようにした後、3軸のギアを使って微修正するのが望ましいです。

クランプ部の変更可能な角度

公式スペックでは前後+110°~-50°。左右±40°となっていますが、複数のノブが存在するため、角度の組み合わせによっては実際には操作的に利用しづらい角度などもありえます。

引用:製品紹介ページより

引用:製品紹介ページより

あくまで上記は参考程度とし、基本は三脚本体で「ほぼ」水平出しを行い、G4proMで構図を微修正をして使用するのが望ましいです。

クランプ部に実装されている水準器について

最上部のクランプ側面2箇所に小型の水準器がついています。

クランプ上面でなく、側面についているため、クランプ上面に機材を乗せても視認性が悪くなることはありません。

G4proMの使用感

3軸すべてがギア駆動、かつ、3軸すべて粗動・微動の選択ができる点は大変使い勝手がよいです。

特に花火撮影等、時間が限られている撮影の際、クラン部分がL字プレート(横方向)からレンズサポーター(縦方向)への切り替えがスムーズにできるのは大変助かります。

微動の操作は非常に軽いものではありませんが、あくまで角度の微修正用なので、操作感が重くて気になることはほぼないと思います。

G4 ProMのオリジナルカスタム

私は複数の雲台を使用しているので雲台下部にアルカスイス互換プレートを装着し、雲台の交換を簡単にできるように全機材をカスタムしています。

当然、G4proMの下部にもアルカスイス互換プレートを取り付けてあります。

雲台下部にはアルカスイス互換プレートを装着、三脚最上部の雲台座にアルカスイス互換クランプを装着することで、アルカスイス互換で雲台交換を簡単にできるようになります。

なお、G4proMのベース径と同サイズで、かつ、イモネジで空転防止ができるプレートとして私が利用したのはLeofotoのビデオ雲台用のプレート P-BV10です。

ベース径として、Leofoto製のプレートとしてはP-PG1も同じサイズなのですが、P-BV10とはイモネジの配置が微妙に異なっており、イモネジの配置とG4proMの底面の形状的にP-BV10の方が相性が良さそうなので、こちらを装着しています。

G4・G4proのクランプを換装してG4proM化する方法

すでにG4、G4proをお持ちの場合、GR-3だけを入手し、クランプ部分を換装することで後付でG4、G4proをG4proM化することができます。

やや力を込めてクランプの中心のネジを回すとネジを外すことができ、クランプが外れますので、交換することができます。

①クランプ中央のネジを回すと

②クランプを取り外すことができる

ただし、GR-3の箱にはこのような但し書きがあります。 

私は特に苦労することなくクランプを取り外しし、あらためてネジロック剤を塗布してクランプを換装しました(換装はG4(シルバー)とG4proに対して実施しています)。

ただし、ご自身の加工に不安がある方はワイドトレードさんに相談してみるのがよいと思います。

G4proMは飛行機撮影(月丼撮影)にも応用することが可能

私はG4proMはZ8との組み合わせで飛行機撮影にも頻繁に持ち出して使用しています。

G4proMを疑似2way雲台化して使用すると飛行機撮影のような動態撮影にも使用できます。
また、満月と飛行機が重なる構図、月丼』の撮影時など、超望遠レンズでの構図の追い込みの際にもかなり重用しています。

G4proMをお薦めする方

3軸がすべてギア駆動するG4proM。
高スペックであるため、値段はそこそこ(86,000円)しますし、重量もそれなり(880g)です。
ただし、中途半端に雲台を何種類も買うのでなく、1台だけこのような雲台を持っていれば様々なシーンに対応できます。
あえて述べるなら、この雲台をお薦めする方は下記のような方です。

  • 数mmの構図ズレにもこだわる風景写真家(特に強くおすすめします)
  • 超望遠レンズで月や航空機の構図を繊細に追込みする方
  • 複数の雲台を準備せず、複数の被写体を1台の雲台ですませたい方
  • 機材をアルカスイス互換で運用したい効率重視の方

まとめ

先行発売されていた海外サイトで見つけてずっと気になっていたG4proM。

国内発売までは時間がかかりそうだったので、クランプ部分となるGR-3を直輸入し、クランプを換装まで行って使用感を試していましたが、いよいよ国内発売が開始されたので、満を持して記事にしてみました。

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