夜景撮影の写真で光が「うにうに」「トゲトゲ」になっているものを見たことがありませんか?
今回紹介する「うにうに」の撮り方 とは あれの撮り方です。
あれはカメラの設定によって実現しています。
カメラの設定方法
超初心者向け、、と言いながら、これだけは設定覚えてください。
「うにうに」を撮るためにはカメラの撮影モード設定を変更する必要があります。
カメラ上部に「AUTO」「P」「A」「S」「M」 等が書かれたダイヤルがあると思います。これを回してカメラの撮影モードを変更する必要があります。
今回はダイヤルを回して、撮影モードを「A」に合わせてください(ニコンは「A」ですが、キヤノンは「Av」と書かれていると思います)
「A」は絞り優先というモードで、「絞りは自分で決めるが、その他はカメラが全部設定を自動で合わせてくれる」というモードです。
絞りはカメラの背面液晶などの設定画面上で「F○」の○で表示されています。
この値を変更するダイヤルが撮影モードのダイヤルとは別に(ニコンだとコマンドダイヤルと呼ばれるダイヤル)あると思うので、それを回してこの○の数字が変わることを確認してください。
「うにうに」の撮り方
撮影モード変更を乗り切ってしまえば撮り方は結構簡単です。
撮影時、F○の○の数値を大きくして撮るだけ、、、です。
この数値を大きくしていくと「うにうに」が出始めると思います。
最初は効果の違いを見るために数字を思いっきり大きく(16、20など二桁以上)にしてみて下さい。
注意点(分かる人だけ読んでください)
- 撮れた写真の画質が悪い
絞りを上げる(数字を大きくする)とカメラに入ってくる光の量が減るので、画質が悪くなっていきます。撮れた写真がザラザラ、ぼつぼつした感じになっている場合は絞りを上げすぎているので、絞りの数値が小さくなるように調整してください。
うにうにの効果は小さくなりますが、絞りが小さくなると画質が徐々に良くなると思います。 - 撮れた写真がブレている(画質がぼやっとしている)
絞りを上げる(数字を大きくする)とカメラに入ってくる光の量が減るので、暗い場所で撮っている場合、シャッタースピードが遅くなって(シャッターが開いている時間が長くなって)手ブレの影響が出ている可能性があります。
うにうにの効果は小さくなりますが、絞りの数値が小さくなるように調整してください。
一番小さくしても画像がブレている場合は三脚を使うなどが必要になります(応用編へ)。 - 絞りを一番小さな値にしてもそもそも画像が暗い。
この撮影対象はマニュアルモードで行くしかありません。
この撮影対象は今回は諦めです、、、
別途マニュアルモードチャレンジの記事を書くのでそこまで待ってください。
応用編(分かる人だけ読んでください)
撮影場所、あるいは撮影対象が暗いため、カメラの自動調整により、シャッタースピードが遅くなって画質ぼやっとしている場合、三脚を使うなどしてカメラを固定して、ブレを防ぐことになります。
三脚にカメラを固定するか、カメラを固定できる適当なもの(ベンチ等)を見つけて撮影をするようにしてください。
ただし三脚以外のなにかにカメラを置く場合はストラップを引っ掛けてカメラが落ちるなどしないように気をつけてくださいね!
まとめ
細かい注意点などを書くとかえって混乱すると思うので極力シンプルに書いてみました。
超初心者の方にはカメラの撮影モード変更は冒険になるかも知れませんが、せっかくカメラを買ったのですから、スマートフォンでできないことをやってみましょう!
なお、撮影終了後は撮影モードを普段使う「AUTO」モードに戻しておくことを忘れずに!
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