今回は”超初心者向け”に
- 簡単に撮った写真がレベルアップするフィルター
- 逆に、超初心者のうちは避けるべきフィルター
についてまとめますね。
最初に絶対気をつけてほしいこと
フィルターを購入するにあたって大事なことを一番最初に書きます。
これを知らずにいたために私は結構無駄な買い物をしてしまいました。
フィルターってレンズの径(太さ)にあわせて準備が必要です。
ただし特殊効果のあるフィルターって使う場面も限られますし、複数のレンズを持っている場合に全部のレンズに対して揃えるのは結構な投資が必要ですよね。
こんな時にとっても便利なものがあります。
実はステップアップリングと呼ばれる、フィルターと径が違うレンズにフィルターを取り付けられるアダプターがあるんですよ!
手持ちのレンズの中で一番レンズ径が大きいサイズでフィルターを買って、それより小さなレンズにはステップアップリングでサイズ調整して取り付けるのがおすすめです。詳しくはこちらの記事の最初の方を読んで下さい。
お薦めのフィルター
ブラックミストフィルター(あるいはCDF(シネマディフュージョンフィルター))です。つけるだけで光がふんわりする効果が得られます。
NikonのNXスタジオというソフトを使って、フィルター有無の画像を比較してみます。
もうちょっと拡大してみましょうか、、
最近”はやり”のブラックミストフィルターですが、主要なフィルターメーカーさんではKANI、H&Yの製品があります。
- KANIはいわゆる円形フィルター型で、サイズ、効果の強弱も充実
- H&YはREVORINGと呼ばれているステップアップリングと一体型
REVORING一体型はとても便利で、私はかなり気に入っている製品ですが、少々お値段張ります。
どちらも効果の出方は遜色なく素晴らしいので、超初心者の方々にはまずはお財布に優しい、KANIの円形フィルター(効果は中程度(No.2))をお薦めします。
①KANI(これはレンズ径 82mmのリンクです)
②一応、H&Yさんのリンクもはっておきます。
・直販サイトでのみ使用可能
・K2aY と入力で5% off
・2万円以上から使用可能
・
です。直販サイトのみでアウトレット品も扱っていますが、そちらにもコードが使えるとのこと。アウトレット価格がさらに割引になるので二度お得です。
■H&Y Filter TOPページへのリンク
■H&Y Filter アウトレット品のページへのリンク
超初心者のうちは避けるべきフィルター
下記の2つのフィルターは超初心者のうちは難易度が高く、フィルターの性能を引き出した使い方は難しいと思います。
- C-PLフィルター
- NDフィルター
避けるべき理由(以下、分かる人は読んで下さい)
①C-PLフィルター
いわゆる偏光フィルターなので、光の乱反射を抑えて
・空気中のちりの乱反射を抑えて空の青さをより青く
・水面の反射を抑えて水中を見せる
・ガラスの反射を抑えてショーウィンドウの中を見せる
などが主な使い方です。
ただし効果が出やすい太陽との位置関係があり、相性が悪いと画面の一部に暗い影が出たりします。
値段もそれなりにしますので、最初は避けたほうがいいでしょう。
②NDのフィルター
減光フィルターなので、主な使い方としては
- 明るすぎる日中帯で光を減光し、絞り過ぎないで済むようにする
- シャッタースピードを抑えて水の流れをやわらかく
- 花火など強烈な光源の光を抑える
などが主な使い方かと思います。
ただし、減光した分、ピントが合いにくくなる、本来の効果を引き出すためには三脚があったほうがいい などいろいろと条件が付きます。
また、カメラの各設定による画質への変化の理屈がわからないとうまく使いこなせないので、同じく最初は避けたほうがいいフィルターです。
まとめ
今回も超初心者向けにかなり簡単に書きました。
このブログ、フィルター関係の記事は結構あるので、気になったら他の記事も読んでみて下さい。
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