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エアバンド(航空無線受信機)のワイヤレス化

エアバンドって言っても、、、「女○しくて」系の楽器なしのバンドではないですよ!!
航空無線の受信機のことです!!
→はい!、、、お決まりのオチはこのへんで、、

今回の記事はこんな内容です。

  • エアバンドのイヤホンのワイヤレス化
  • エアバンドのアンテナの小型化

をしてみたらものすごく快適になった!という記事です。

ごちゃごちゃしてたのがコンパクトにすっきりします。

エアバンドのカスタム前(注:イヤホンは別売り)

カスタム前(注:イヤホンは別売り)

エアバンドのカスタム後

カスタム後

なお、このネタ、完結?編として続きがあります。
併せて読んでいただけると嬉しいです。

エアバンドが欲しくなったきっかけ

航空祭でのブルーインパルスの交信内容を聞きたいと思ったことです。

Youtubeで展示飛行中の交信内容を動画と一緒にUpしている方がいて、こんな風に展示飛行中に演目の指示を聞きながら見られたらどんなにいいだろう と。

次の演目の予告、演目開始の指示、スモーク開始タイミング・終了タイミングなどを指示を出しているんです。それがめちゃくちゃカッコいい!!

雑談?とかもあって、、、「さあいくぜ~」みたいなのもあったかな(笑)
こんなの聞きながら撮影できたら動きも予想できるし、何倍も航空祭が楽しめそうだな と思って。

また、飛行機撮影の際、「ど本命」の狙っている飛行機が複数ある滑走路のどこに着陸するのか を事前に把握し、撮影場所(デッキ)の移動するなどにも利用したいなと思いました。

Kei
Kei

羽田は同一着陸方向でもL/R(右、左)で2ルートあり、それが違うと空港内を相当移動が必要なんです。

なお、離着陸方法は別記事のルールでおおよその滑走路は特定できるのですが、当日の滑走路の混雑状況で変化したり、新型機、あたらしいスペマ機のフェリーの際などは関係者へのお披露目なんかがあって、極稀にこのルールに準じないこともあります。それを回避したい と。

エアバンドのカスタム

  • イヤホンが有線であること
  • アンテナがそれなりの長さがあること

これが結構邪魔になっていました。

エアバンドってマニア領域なせいか、世の中の技術が大きく変化していることと比較すると技術革新がゆっくりですね。特にワイヤレス化はここ最近大きく変化しているのに、エアバンドの世界には全く適用されていません。

そこでBluetoothでワイヤレス化し、また、アンテナも小型のものに交換して全体に構成を小さくしました。
イヤホンをワイヤレス化すれば置き場所の自由度が上がるのでアンテナはそれほど気にならないのですが、まあ一緒にやっちゃえ と。

私の撮影場所は基本的に空港内、もしくは空港外周なので、アンテナが小さくても受信感度は問題ないだろう という予想のもとに交換しました。

使用している受信機

私は航空無線の受信機としては”ど定番”のアイコムのIC-R6を使っています。
なお、青組さんなので、色は当然「ブルー」です。

2021年9月22日 追記
自分で後からメモリの書き込みは出来ますがとても手間がかかるので、IC-R6の中でも「エアバンドスペシャル」、「航空無線書き込み済み」等が謳われているモデル(航空無線の受信チャネルが最初から書き込みがされているもの)を選ぶのが無難です。

アンテナを交換する

ネジ式で止まっているだけなので、アンテナを回せば簡単取れます。
で、アンテナはこれに変えました。

第一電波工業 ダイヤモンド SRH103 120/300MHz帯エアバンド受信専用アンテナ

あくまで空港近接地区での受信が前提ですが、空港内(デッキ)は当然ながら、羽田空港近傍で言えば、羽田イノベーションシティ辺りまではこのアンテナで問題ありません。

また、期待の入間基地の航空祭でも基地内に入らず基地脇からの受信でしたが、全く問題なくブルーインパルスの交信内容が聞けました。

Kei
Kei

無線がなかった前年と全く違った楽しみ方が出来ました。めちゃくちゃ最高でした!!

感度について、あくまで私の感触では標準アンテナと遜色ない印象です。
また、アンテナが小さくなったので、バッグに入れてもかさばらないし、ポケットにいれても邪魔になりません。とても重宝しています。

唯一、難があるのが、本体との間にすこしの隙間が出来ることです。

エアバンドのアンテナと本体の間に隙間ができる

私は(ごめんなさい、将来ブログ書くなんて思ってないから忘れちゃった)何かについてきたゴムパッキンで埋めています。

イヤホンのワイヤレス化

Bluetoothのトランスミッター(簡単にいうとエアバンドの音をBluetoothで飛ばすもの)とBluetoothイヤホンを使ってワイヤレス化をします。
なお、いずれも充電式なので利用前に充電をしておく必要があります。

Bluetoothイヤホンは今お使いのものでもいいと思いますよ

エアバンドはモノラル(≠ステレオ)なので、良い?イヤホンはもったいないのと撮影用に専用のものが欲しかったので片耳用を今回準備しました。
⇒Amazonの評価がそれなりに高いものからチョイス
⇒この手のものは頻繁に販売停止になりますが、Bluetoothタイプであれば他の製品でも使用できると思います。

なお、いずれの商品もmicro-USBでの充電となり、充電ケーブルはついていますが、充電器は付属していません。手持ちの汎用の充電器を利用しましたが、問題なく充電出来ました。
ただし、どちらも「DC5Vまで対応」とうたっているので急速充電器などでの充電は避けたほうがいいと思います。

Bluetoothイヤホンとトランスミッター

Bluetoothイヤホン

Bluetoothトランスミッター

エアバンドのカスタム後

利用可能時間(電池の持ち)について

それぞれのカタログスペックを記載します。

商品名 IC-R6
(エアバンド)
トランス
ミッター
イヤホン
利用可能時間 15時間 10時間 23時間
充電時間 記載なし 記載なし 2.5時間
その他 単三電池も利用可 IPX5防水

実際の「電池の持ち」についてですが、常時航空無線を聞きっぱなしで半日ほど空港にいる分には問題なく利用が出来ました。今後繰り返し使う中で電池容量に不安が出てきたら記事を更新しますね。

余談

なお、もともと二年ほど前に購入した製品を使っていたのですが、今回紹介するにあたり確認したところ、いずれも販売停止になっていました。
左からトランスミッター、片耳イヤホン(耳に入れるタイプ)、片耳イヤホン(耳にかけるタイプ)
中華系、ディスコン(販売停止)の周期が早いです、、、

ディスコン(販売停止)になった品々

さすがに販売停止になっているものをご紹介もできないので、現在も購入できる同等品を新規に購入してちゃんと使えるか確認しました。

今回新規に購入したものは私が過去にもっていたものより音質がよくなっている気がしますので、買い足しになりましたがよかったかな。

まとめ

エアバンドってアンテナ込みだとそこそこの大きさがあって置き場所に困るし、カメラストラップとかつけているとイヤホンの線が絡んで邪魔になって仕方なかったのですが、これで随分解消されました。

なお、Bluetoothのトランスミッター、イヤホンともに好みがありますよね。
今回紹介のものはあくまで参考に、ご自身でお好みのものを探すのもよいと思います。

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