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【カスタム】三脚にスマホを固定する方法(その1)

今回の記事はこんな内容です。

飛行機撮影時など、スマホ、モバイルバッテリ等を三脚にをまとめて設置できるような機材を紹介します。この機材を使って特に夜間の飛行機撮影がものすごく快適になりました。

気合入れた飛行機撮影の際って細かい機材が多々必要になりますよね。

望遠レンズ、カメラは当然ですが、三脚、エアバンド、飛行機のスケジュール確認用のスマートフォン、モバイルバッテリー、これに加えて夜間ならばレリーズ、、、なかなかごちゃごちゃします。

今回はこれらを快適に管理するちょっとした機材の紹介です。

なお、もっとお安く、簡単な構成ですませたい場合は、、、こちらの記事も参考にしてみて下さい。

クランプとスマートフォンホルダを取り付ける

SmallRigのクランプにLeofotoのスマートフォンホルダーをつけた構成です。これを三脚の脚につけます。

全部バラバラにするとこんな感じ

SmallRigのクランプにもホルダーをつけており、ここにはモバイルバッテリ、あるいはエアバンドを取り付けることもできます

なお、SmallRigのクランプ、ホルダー構成はHAKUさんの記事を参考にさせて頂きました。

SmallRigのクランプ、ホルダーともに他の機材を取り付けるためのネジ穴(1/4インチ)がたくさん開いているので、スマートフォンホルダーをつける場所の変更もできますし、手元を照らすLEDライトなどを追加するなどのアレンジもできます

また、SmallRigのクランプはかなりしっかりとした作りでがっちり固定が出来ます。ホルダーも挟み込む部分はバネ式で適度な反発力があり、大ぶりでこちらもしっかり固定が可能。

クランプは最大55mmまで開口しますので、例えば私の32mm径の三脚への取付はまったく問題ありません。また、ホルダーは53mm~85mmまでのサイズに対応しており、私のモバイルバッテリー(74mm)、エアバンド(58mm)はどちらも大丈夫でした。

LeofotoのスマートフォンホルダーはLeofotoのマジックアーム経由でSmallRigのクランプにつけられます。

マジックアームはネジを緩めれば角度が変えられるので、スマートフォンを見やすい角度に変えることができます。

スマートフォンホルダーはねじ式で、ロックボタンを操作して大きく長さを変えたあとにノブを回して微調整して挟み込むタイプで、56mm〜90mmまでのサイズに対応しています。

なお、写真のLeofotoのスマートフォンホルダーは旧モデルで、現在は新モデルになっています(写真はいずれも商品紹介ページから引用)

旧モデル:PC-90。下部のプレートが後付で分離可能。

現行モデル:PC-90Ⅱ。下部のプレートが一体化。

機能的に大きな違いはなく、新モデルは下面がアルカスイス互換プレート一体型となっているようです。
9月25日追記
心配だったので新モデル(PC-90Ⅱ)を購入して確認しました。
下面は想定どおり、アルカスイス互換プレート一体型でした。また、スマートフォンをはさみ込む部分が旧モデルは平らでしたが、新モデルは溝があって凹んでいます。”より”しっかり挟み込めるようになっており、例えば後ろからの衝撃などあっても外れにくくなっています。

取り付け後の構成

一番よいのがスマートフォンがとても見やすいことですね!!
飛行機撮影の際はFlightRader24のチェックが欠かせないのですが、これまではスマートフォンをポケットに入れておいてちょいちょい取り出したりなど、結構煩雑でした。これを三脚に取り付けし、常時見られるので飛行機の動きの確認がとてもしやすくなりました

エアバンドも三脚エンドフックにひっかけてもプラプラして気になるし、別の記事に書いたようにワイヤレス化しても時々チャネル設定変えたくなるし で、置き場所が落ち着きませんでしたが、これも解決。

あとはクランプがレリーズの置き場所にもなり便利です。
実は飛行機待ちの間、レリーズの置き場所にも困っていました。マジックテープで三脚の脚にケーブルを一時的につけたりすることも考えましたが、「推しの飛行機きたあ!!」ってタイミングでいちいちマジックテープを外すのが面倒で。タイミング逃しそうですし。

なので、変に固定はしたくないが、置き場所もなく、、、。

これが、SmallRigクランプが結構がっちりしているので、ちょうどいい具合の置き場所になり、レリーズの本体をここに置いておくと、いざっ!て時にも取り出しやすくてとてもよいです。

Leofotoの場合、三脚の基部に1/4インチの穴が開いており、ここにマジックアームを設置することもできるのですが、自分にとってはあまり使いやすい位置ではないのです。

スマホの操作をするにはもう少し高さを低くして手元で操作したい。
クランプを使って三脚の脚につけるならば高さなどは自分の好きな位置に出来ます。また、この穴は三脚用ストラップの金具で埋めていることもあり、そもそも使えないのです。

この構成の惜しいところ

SmallRigのホルダーが現行から90度回転でき、挟む対象を横から挟めると、縦向きにスマートフォンが設置できます。
それが出来ると、三脚に設置するのがスマートフォンだけでよい方はSmallRigだけで解決しますが、現状の構造上、90度回転してつけるのは難しそうです。
また、現行はホルダーをクランプに取り付け時はネジ2つで止まっていてホルダーが回転しない構造になっています。これは密かにうれしい。

ただし、中途半端に組み合わせるとそのメリットが無くなる可能性などあって簡単に行きません。

もう少し研究したいと思います、、、

まとめ

最初の準備は少々かかりますが、一旦この構成で設置すると以降の撮影はとても快適です。

この小物を使って撮影した際の月丼はこちら。
いつもよりかなり快適にその瞬間を迎えることができました。

月丼の撮り方の解説はこちらをご覧ください ↓↓

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