少しずつ花火大会再開の知らせを聞くことが多くなりました。
今回は超初心者向けに極力簡単に花火撮影のテクニックを紹介します。
まず、、
花火撮影の際は「マニュアルモードでの撮影」と「置きピン」ができるのが望ましいです。
まずは下記の記事を読んでから以降の内容を読み進めてくださいね。
【超初心者向け】マニュアルモードにチャレンジしたい
明るいところでの撮影はカメラ任せでもそこそこの写真が撮れますが、夕方以降、暗くなった場面において、特に動くものを撮りたい場合はマニュアルモードでの撮影が避けて通れません。そこで、今回は超初心者向けに各設定の考え方を極力簡単に説明します。
【超初心者向け】置きピン って何? ~置きピンを使った撮影方法の紹介~
オートフォーカス(AF)に頼らず、あるところにピント合わせした状態を保持したまま撮影することを「置きピン」と言います。いろんな場面で使うテクニックなので是非参考にしてください。
必要な機材
花火の光跡を残した撮影をするためにはシャッタースピードを10秒前後にした撮影になります。
カメラを適当な「台」に置くことができれば別ですが、基本的に三脚は必須です。
簡易なものでもよいので三脚は準備しましょう。
撮影のポイント
三脚にカメラを固定する場合、手ブレ補正を必ずOFFにするのを忘れないようにしてください。
三脚固定したカメラで手ブレ補正をONにしたままだと変な補正が働き、長時間シャッターを開けるような撮影の場合はかえって像がぶれます。
撮影の仕方
- 撮影前にピントを置きピンで合わせておく
可能ならば暗くなる前に花火の打ち上げ位置あたりにAFでピントを合わせて置きピンしておきます。
そのまま保持できればよいですが、明るい時間からだと待ち時間も長いので、難しければ打ち上げ直前に花火の打ち上げ位置あたりにAFでピントを合わせます。
暗くてピント合わせが難しければ打ち上げ位置あたりの何か明るい対象でピントを合わせましょう。花火は大きな球体なので、極端に外さなければそこそこどこかにピントは合ってます。 - シャッタースピードは10秒程度、絞りはF8~F10あたり、ISO100程度でまずは撮影しましょう。
- 花火は打ち上げの時間が限られますので、慣れないうちはいろんな設定を変えていると間に合いません。白飛び(明るすぎ)、暗すぎ など、上手に撮れていない場合はまずはF値(絞り値)だけを変更して調整をしてください。
・明るすぎる場合 → 絞り値を大きくする
・暗すぎる場合 → 絞り値を小さくする - スターマイン、ナイアガラ、終了間際に上がる連続した打ち上げ花火 など、非常に明るい花火に設定を合わせると普通の花火は暗くなりすぎて撮れません。
全部を撮ろうとするのは無理があるので、最初はまずは通常の打ち上げ花火を上手に撮ることに集中しましょう。
まとめ
花火撮影の記事は「初心者編・中級者編」も記事にまとめています。
さらにレベルアップしたい場合は合わせてこちらの記事もご覧ください。
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