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クロスフィルター徹底比較~使い方のコツも合わせて紹介~

今回はこんな記事です。

イルミネーションがきれいな季節になりました。
今回はイルミネーション撮影におすすめのクロスフィルターを使った作例とクロスフィルターの使い方のコツを紹介します。

なお、こちらのブログ、フィルター関連を多数扱っていますので、フィルター関連に興味がありましたら下記の記事も合わせて読んでみてください。

クロスフィルターとは

フィルター表面に溝があり、この溝にそって点光源を中心に、光条が伸びる効果があります。

クロスフィルターの「溝」の説明

携帯からだと筋があるのが見ずらいかも知れません、、

光条の本数、光条の長さ(効果の強さ)、フィルターの形状(円形、角型)などいろいろな種類があります。

クロスフィルターの種類

光条の本数

二本(一直線)、四本、六本、八本があります。

フィルターなし(比較用)での撮影画像

フィルターなし(比較用)

クロスフィルターあり(光条6本)での撮影画像

クロスフィルターあり(光条6本)

光条が一直線のものは、その色が「ブルー」「グリーン」「オレンジ」「白(透明)」など、複数の色が表現できるようなものまであります。
このタイプは”ストリーク”フィルターと呼ばれています。

ストリークブルーでの撮影画像

ストリークブルー

光条の長さ(効果の強さ)

通常の効果の他に、効果がやや控えめなショートタイプがあります。
ショートタイプもメーカーにより効果の強弱に若干差があります。

KANIフィルターのクロスフィルター(ショートタイプ)に対し、H&Yのクロスフィルター(ショートタイプ)はかなり効果が控えめです。

通常のクロスフィルター(光条6本)での撮影画像

通常のクロスフィルター(光条6本)

クロスフィルター(ショートタイプ)KANIの製品(光条6本)での撮影画像

クロスフィルター(ショートタイプ)KANIの製品(光条6本)

クロスフィルター(ショートタイプ)H&Yの製品(光条4本)での撮影画像

クロスフィルター(ショートタイプ)H&Yの製品(光条4本)

フィルターの形状(円形、角型)

通常の円形のねじ込み型から、角型フィルター型のものもあります。

(導入にはそれなりに初期投資がかかりますが)フィルターを複数枚重ね合わせる前提なら角型フィルターの方が使い勝手がいいと思います。

クロスフィルターの使い方のコツ

光条の長さに応じて構図を工夫する

クロスフィルターは点光源の数が多いシーンでは(好みにもよりますが)効果が効きすぎて写真がうるさくなることがあります。

このため、光条が長いものは点光源からの距離を引き(広角)気味に、逆に、光条が短いものは引いてしまうと効果がわかりにくいので、点光源に寄り(ズーム)気味にするのが効果的な使い方です。

クロスフィルター:引いた構図での撮影画像

クロスフィルター:引いた構図

クロスフィルター:寄った構図での撮影画像

クロスフィルター:寄った構図

クロスフィルター(ショートタイプ):引いた構図での撮影画像

クロスフィルター(ショートタイプ):引いた構図

クロスフィルター(ショートタイプ):寄った構図での撮影画像

クロスフィルター(ショートタイプ):寄った構図

絞りすぎない

絞りをきつくすると光条が途切れ途切れになることがあります。

基本は絞りは開放(設定できる範囲でF値が一番小さい値)で撮りましょう。

クロスフィルターの使い方のコツ(応用編)

ソフト系フィルターと組み合わせる

光条だけ だと画面がうるさくなりがちですが、ここでソフトフィルター、あるいは同等効果のある、ブラックミスト、CDF(Cinema Diffusion Filter)などと組み合わせると印象的な写になります。

クロスフィルター+Cinema Diffusion Filterでの撮影画像

クロスフィルター+Cinema Diffusion Filter

クロスフィルター(ショートタイプ)+Cinema Diffusion Filterでの撮影画像

クロスフィルター(ショートタイプ)+Cinema Diffusion Filter

ストリークブルー+Cinema Diffusion Filterでの撮影画像

ストリークブルー+Cinema Diffusion Filter

イルミネーション以外にも使用してみる

太陽(日の出、日の入り)、月、明るい星向けに星空撮影 などで使ってみるのも面白いと思います。

星を撮影(クロスフィルターのみ使用)での撮影画像

星を撮影(クロスフィルターのみ使用)

星を撮影(クロスフィルター+Cinema Diffusion Filter)での撮影画像

星を撮影(クロスフィルター+Cinema Diffusion Filter)

注意すべきこと

クロスフィルターの様な特殊なフィルターを購入するにあたっての注意点を書きます。

フィルターはレンズの径(太さ)にあわせて準備が必要です。
ただし特殊効果のあるフィルターは使う場面も限られますし、複数のレンズを持っている場合に全部のレンズに対して揃えるのは結構な投資が必要です。
こんな時にとても便利なものがあります。

ステップアップリングと呼ばれる、フィルターと径が違うレンズにフィルターを取り付けられるアダプターがあります。

Z50に82mm用のステップアップリングを付けた状態

これはサイズ違いを調整した少し極端な例です

手持ちのレンズの中で一番レンズ径が『大きいサイズ』でフィルターを買って、それより小さなレンズにはステップアップリングでサイズ調整して取り付けるのがおすすめです。詳しくはこちらの記事の最初の方を読んで下さい。

複数のサイズのリングがセットになったものもあるので、複数のレンズ、フィルターをお持ちならばセットで買うのがお得でよいかも知れません。

調整したいサイズが「これ」と決まっているならそのサイズのステップアップリングだけを狙い撃ちで買うのもアリです。

商品リンク一覧

たくさんリンクがあって記事が読みづらくなるので紹介は最後にしました。
※なお、下記のリンクはあくまで例ですので、お使いのレンズに合わせたレンズ径、光条の本数もお好みで選択してください。

クロスフィルター系

通常タイプ

・Kenko

・KANI

クロスフィルター(ショートタイプ)

・Kenko

・KANI

・H&Y

Just a moment...

クロスフィルター(ストリークタイプ)

・KANI

・H&Y

Just a moment...

ソフトフィルター系

・Kenko

・KANI

・H&Y

Just a moment...
H&Y Filters Japanさんより特別なクーポンコードを発行頂きました。
・直販サイトでのみ使用可能
・K2aY と入力で5% off
・2万円以上から使用可能
直販サイトのみでアウトレット品も扱っていますが、そちらにもコードが使えるとのこと。アウトレット価格がさらに割引になるので二度お得です。
■H&Y Filter TOPページへのリンク
■H&Y Filter アウトレット品のページへのリンク

まとめ

クロスフィルターについては(効果の強さによって画角の広さの考慮は必要ですが)難しいテクニックは必要なく、イルミネーション撮影などに気軽に使えるフィルターです。

お値段もそれほど高いものではないので、1枚持っておくといろいろ楽しめるフィルターです。

Kei
Kei

個人的にはソフトフィルター系と組み合わせるのがおすすめです。

 

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