今回のアドバイスはシンプルです。
まず三脚を「買いましょう」そして「使ってみましょう」
準備する三脚はワゴンセールで5000円程度のものや(20年以上前のものとかでなければ)お古や中古で構いません。
ネットでググるといろんなアドバイスが出てきますが、自分でまずは使ってみないことには自分にとって最適な三脚を見定めることができません。
↑このように綺麗にまとまっている記事も参考にしながら、まずはお安い「初号機」を導入し、使ってみて、
- 自分の撮影スタイルに合う三脚とはどんなタイプか
- 自分は三脚のどんな機能を重要視しているか
- 三脚を構成するそれぞれの部品、機構の”実物”はどんなものなのか
を体感として得てから、自分にとって本当に必要な三脚を購入するのが結果的によいのではないかと思います。
ただしすでに超望遠を利用すると決めているなどの方は安い三脚だと非力で使い物にならない可能性があります。この場合はあきらめて?しっかり検討して本格的な三脚を最初から購入してください。
補足(以下、分かる方は読んで下さい)
三脚はいくつかの部品で構成されています。
自分にとって使いやすい三脚がなにかを見極めるにはそれら部品の機能をある程度理解して、どんな機能が備わっていると自分にとって使い勝手のいい三脚なのか分かっていることが重要です。
三脚の部品についてどんなバリエーションがあるか簡単に書きますね。
- プレート
最近は三脚に直接カメラを取り付けるのではなく、プレートをカメラに取り付けて三脚に取り付ける方式が一般的です。
この方式も大きくいうと2種類あって
・三脚メーカー特有の方式
・アルカスイス互換と呼ばれ広く採用されている方式
があります。自分の使い方にあわせてそれぞれを選択する必要があります。 - 雲台(「うんだい」と読みます)
カメラを取り付けて様々な角度にカメラの方向を変える部品です。
いろんなタイプがあり、自分の撮影スタイルに応じてどのタイプを使うか選択する必要があります。
大きくは下記のポイントで雲台の種類の選択が必要です。
・動きものの撮影に対応することが多いのか、カメラを固定できるだけいいのか。
・乗せる機材に応じてその大きさ(耐荷重)を選択。
※場合によっては撮影対象によって使い分けするために雲台を複数種類準備し、雲台を交換して使用することもあります。 - 三脚の脚
・脚の素材(アルミかカーボンのどちらか)
・脚を畳んだときの長さ(三脚全体の畳んだときの大きさ)
・畳む脚の段数
・脚をすべて伸ばしたときの三脚の高さ
・脚を曲げ伸ばしする際の脚の固定(ロック)方法
・脚の一番端についている部品(石突(いしづき))の形状
など、選択肢がいくつかあります。
こちらも自分の撮影スタイルに応じて選択が必要です。
なお、アルカスイス互換について興味のある方はこの記事を参考にして下さい。
まとめ
今回も超初心者向けにかなり簡単に書きました。
(仮にお安い三脚であっても)三脚を利用すると写真の可能性が一気に広がります。
三脚を使って皆さんの写活をもっともっと楽しいものにしましょう!!
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