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【レビュー】思ったよりも簡単!「ネジロック剤」ってものを使ってみた

今回の記事はこんな内容です。

「ネジロック剤」と呼ばれるネジを固定する接着剤を使ってみました。
ハードルが高そうでこれまで敬遠していましたが、意外や意外、使い勝手がとてもよかったです。

今回、初めてSmallRigさんにカスタムオーダーしてレンズサポーターを作ってもらいました。で、やっと商品が届いたのですが、早速カスタムオーダーの洗礼?を多々浴びました。
その全容は別の記事で触れるとして、、、

一番困ったのが、レンズサポーターのホイール部分です。ホイールを固定するネジを完全に締めるとホイールが動かず、緩めすぎるとホイールの回転に合わせてネジが外れてきてしまいます。


ネジを締め切らず、緩めすぎず のちょうどいい塩梅にとどめたいのですが、なかなかうまくいきません。

そこで、これまでハードルが高そうで避けていたネジロック剤を購入し使ってみました。

以降、作業の状況を書いていますが、初めてのことで、いろいろトラブルもあり、逐一写真が撮れていません。文章多めでごめんなさい。

ネジロック剤とは

ネジに緩みが生じないようにネジとネジ穴の接続を固めてしまう接着剤のことです。嫌気性接着剤であることが多く、空気に触れないようにすると硬化が始まります。

例えばネジ穴などに使用すると塗布した時点では硬化はしませんが、ネジを挿入し、空気を遮断すると硬化が始まり、数分で固まります。
また、強度も高強度~低強度まで段階があり、高強度になる程、一度固めると取り外しが難しくなります。

ネジロック剤を外したい場合

半田ごてなどで高温にするとネジロック剤の効力が弱まり、固めたものを外すことができるようになります。

実際に使ってみた

今回購入したネジロック剤はこれです。
LOCTITE(ロックタイト) ねじロック 263 高強度タイプ 0.5ml LNR-63S。

引用:Amazon商品紹介ページより

この手のものは長い時間経つと性能が劣化するし、初めて使うこともあり、最小限の単位で頼めて購入者の評価が高かったこの商品を使ってみました。

ホイールを固定するネジのネジ穴にネジロック剤を数滴たらし、ネジを挿入。
今回使用したネジロック剤は高強度のものですが、粘度はそれほど高くなく、思ったよりはサラサラしています。

多少はみ出たのでおっかなびっくりティッシュで拭き取りましたが、ティッシュが何かにへばりつく等もなく、さっと拭き取れました。

で、ネジの締め付けを「いい感じ」のところで止めて硬化を待ってみました。

一度失敗、、、、

最初はネジロック剤の硬化を待たず(待てずに?)に、ホイールの回転具合を確認するために動かした結果、硬化前にネジが緩んでしまい、ホイールの固定が想定よりもぐらぐらになってしまいました。
その後、ネジロック剤が”ちゃんと硬化”してしまい、その位置で固定。

ホイールは多少ぐらぐらながらもそれなりに固定され、ホイールの回転はスムーズそのまま使うか迷ったのですが、、、気に入らないので外そうと決意。
一度外す練習がてら外してみようと。

使用説明書によると200℃以上にすると取り外しができる とのことで半田ごてをネジに当て温度を上げてみました。

私の持っている半田ごては温度調整が可能なので、230℃程度に温度を設定し、しばらくネジにあてがい、状態を見ました。

半田ごてを当ててつつ六角レンチを回してみる・・・を繰り返したところ、半田ごてを当て始めてから5分ほどでネジが回るようになってきて外すことが出来ました。

再度トライ

再度慎重にネジ穴にネジロック剤を挿入、ネジをはめ込みます。

いい塩梅になるまでネジを締め込み、しばし放置。
今回は早々に触らず我慢です、、、

五分ほどして軽く六角レンチを回してみましたが、しっかり固定されています。
ホイールの固定もきつすぎず、ゆるすぎずでちょうどいい感じになりました。
回転もスムーズです。

まとめ

今回は高強度のものをお試して使ってみましたが、「高強度」という言葉から、

  • 接着剤がどこかについて取れない
  • 接着剤がはみ出したりすると拭き取りが面倒

などなどを心配していましたがすべて杞憂に終わりました。
想定よりもとても使いやすいものでした。

今後、いろいろネジのグラつきが気になるものは(ほぼ外さないことを前提に)いろいろな機材に使ってみたいと思います。

なお、耐久性が現時点では分かりませんので、万が一不具合が出たら再度レポイートしたいと思います。

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