暗い中で動きものを撮りたい、、、なんて、すでに超初心者向けではない気もしますが、極力簡単に書いてみます。
まず、、
暗い中での動きものの撮影の際は「マニュアルモードでの撮影」と「置きピン」ができるのが望ましいです。
まずは下記の記事を読んでから以降の内容を読み進めてくださいね。
【超初心者向け】マニュアルモードにチャレンジしたい
明るいところでの撮影はカメラ任せでもそこそこの写真が撮れますが、夕方以降、暗くなった場面において、特に動くものを撮りたい場合はマニュアルモードでの撮影が避けて通れません。そこで、今回は超初心者向けに各設定の考え方を極力簡単に説明します。
【超初心者向け】置きピン って何? ~置きピンを使った撮影方法の紹介~
オートフォーカス(AF)に頼らず、あるところにピント合わせした状態を保持したまま撮影することを「置きピン」と言います。いろんな場面で使うテクニックなので是非参考にしてください。
撮影のポイント
動く対象を出来るだけクリアに撮りたいため、シャッタースピードは出来るだけ早めにする必要があります。ただし、そうするとどうしても撮影対象を暗くしか撮れません。
このため、この撮影の一番のポイントは多少のノイズが乗ることを覚悟でISO感度は思い切って上げることです。
特に最近のカメラは高感度耐性が高く、かなりISO感度を上げてもなんとか見られる写真が撮れます。
撮れないよりいい を合言葉に、ISO感度を思い切り上げましょう。
Kei
私は夜間の飛行機撮影の場合はISO感度を数万にして撮影することも多いです。
撮影の仕方
- 日が落ちて以降に動きものを撮る場合、マニュアルモードでの撮影が望ましいです。
- 連射はカメラの最大連射設定にします。
- 撮影前にピントを置きピンで合わせておきます。
上空を通り過ぎる飛行機を撮影する場合などは置きピンの調整が難しいのですが、飛行機の高さを想定し、同じような距離にある明るい目印に合わせてAFでピントを合わせて置きピン状態にしておきます。
飛行機はどのみち、上空を通り過ぎて遠ざかるので、極端に置きピンの設定がずれなければ連射しておくと概ねどこかでそこそこピントがあって撮れます。 - ISO感度にもよりますが、ISO感度を数万に上げる前提で、薄暮の時間帯ならシャッタースピードは1/300~1/500程度、完全に日が落ちてしまったら1/100以下での撮影になります。
- ISO感度はまずは思いっきり上げた状態で撮影してみて、シャッタースピードの調整を中心に設定を変えて撮影してみてください。
- ノイズが気になるなら少しISO感度を落とす、シャッタースピードを遅くする(1/○○の○○を小さくする)調整をかけて撮影を行います。
まとめ
飛行機撮影を中心に書いてみましたが、他の動きものを撮る際も参考になるテクニックと思います。
なお、暗い中で動きものを撮る は実はかなり難しい撮影対象です。
失敗しても当然、、くらいの気持ちで気楽にチャレンジしてみてください。
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