今回の記事はこんな内容です。かなりマニアックです、、、
レンズサポーターにはいろいろ種類があるが「どんな機材構成で」「どう固定すると」一番ブレに効果があるのを各パターンで比較してみました
検証条件
- 比較結果をわかりやすくするため、カメラはAPS-Cを使用。
150-600のレンズの600mm側(換算900mm)で遠くの鉄塔を動画で撮影、画像の揺れを動画で比較。 - 各パターン、2分前後の動画を撮影し比較。
- 当日は風速4m前後の風が吹いてました。
検証パターン
下記の6パターンで検証しました。
- 三脚座だけで固定する
- 三脚座で固定するがロングプレートを付けて前後のバランスを取る
- 三脚座とカメラボディを固定する
- レンズ(中間)とカメラボディを固定する
- レンズ(レンズ先端)と三脚座を固定する
- レンズ(レンズ先端)とカメラボディを固定する
補足
- あくまで動画でのブレの確認は目視です。
- 手ぶれ補正はオフ、ピントを最初に合わせて以降はAFオフしてピント固定。
- 自然環境相手なので、風の吹き方などの測定条件が毎回同じだったとは限りません。
検証結果
一番ブレの少なかったものから下記の結果となりました。
第一位 レンズ(レンズ先端)とカメラボディを固定する
第二位 レンズ(レンズ先端)と三脚座を固定する
第三位 同率(揺れが同程度)
・三脚座で固定するがロングプレートを付けて前後のバランスを取る
・三脚座とカメラボディを固定する
・レンズ(中間)とカメラボディを固定する
第六位 三脚座だけで固定する
以下、第一位から並べなおしました。
まとめ
- 機材の一番両端を支える程安定する。
- 三脚座にロングプレート付けて全体のバランスを取るだけでも効果がある。
- 三脚座とカメラボディを固定するタイプ(Velbon SPT1)は目一杯望遠を伸ばした場合、その効果が弱い。それよりはレンズ先端と三脚座を固定する方がよい。
まとめ
こんなマニアな記事、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
もう感謝しかありません、、、
皆さんの予想と比較していかがでしたか?
私はある程度想定通りの結果でした。
ただし、目視確認なので、測定精度に難ありな部分があると思います。
また、厳密にやるならプレートの厚みやプレートの構造もそろえないといけないと思いますので、あくまで参考程度で確認して頂けると幸いです。
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