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【カスタム】三脚にスマホを固定する方法(その3)〜やっとしっくり来るもの見つけた!〜

今回はこんな記事です。

三脚にスマホをとりつける方法を探求するシリーズ(その3)です。
(その2)でお値段以上のとてもよい機材(アタッチメント)を見つけたのですが、その機材の改良型が出たので試してみました。

『三脚にスマホを固定する方法(その2)』で紹介していますが、『Lamicall』という会社のスマホホルダーを発見し、しばらく愛用していました。

‎Lamicall旧製品の画像

引用:‎Lamicall商品紹介サイトより

しかし、使っていくうちに少し不満が点が出てきたので、いいものがないか物色していたところ、愛用品を改良した『後継型』が出ていたので試してみました。

旧製品でも十分満足度が高いものでしたが、改良版はいろいろと細かな点が改良されており、さらに使い勝手がよいものでしたのでご紹介します。

スマホホルダーの利用シーン

SNSなどを参照しながらの風景撮影時に使うこともありますが、基本は飛行機撮影時ですね。

『Flightradar24』で飛行機の発着情報をにらめっこしながらの撮影が多いので、スマホを三脚に固定しておくのがとても使い勝手がよいです。

三脚基部にマジックアームでつける手段もありますが、スマホの操作はもう少し手元でやりたいので三脚に脚の自分の好みの位置につけて使用しています。

三脚に取り付けるスマホホルダーの位置は手元に近いほうがいい

三脚に取り付けるスマホホルダーの位置は手元に近いほうがいい

旧製品の使用感

大きさがやや大きいことは不満でしたが、これは構造上、仕方ないとして

  • プラスティック製でとても軽い
  • 部品が少なくて構造がシンプル。扱いやすい。
  • プラスティック製なので、かばんの中でもカメラ、レンズなど、他機材に傷をつけることもない。雑に?入れていても問題にならない
  • そもそも安い。2000円程度!(さらに時々タイムセールで2000円をきる値段になる)

などあって、カメラ機材メーカーから出ている専用品に比べ使い勝手がとてもよいので気に入って愛用していました。

しかし使い込んでいくうちに小さな不満が出てきました。

旧製品の不満な点 その1

iPhone12に機種変更したところ、不満な点が出てきました。

iPhone12の様に、Face IDを備えるiPhoneは、指紋認証「Touch ID」を備えるiPhoneとは異なりホームボタンがありません。
(ほかにも手順はありますが)三脚に固定したiPhoneの画面ロックを外す際、画面の最下部から上方向に軽くスワイプする(なぞる)操作がしにくいのです。

旧製品だとスマホホルダーが上下を覆う構造なので、少しスマホの下側を浮かせた形で取り付けるか、指を押し込むか、最下部を少し持ち上げて、最下段の「バー」に触れないといけません。これが地味に使いづらかった。

スマホの最下部へアクセスがしにくい

スマホの最下部へアクセスがしにくいので

スマホの最下部を少し持ち上げて操作をしやすくする

スマホの最下部を少し持ち上げて操作をしやすくする必要がある

旧製品の不満な点 その2

もともと「横方向」に取り付けられている自転車のハンドルにつけることを想定しているので、「縦方向」の三脚の脚につけると、好みの角度に設定しにくい問題がありました。

私は右利きなので、レリーズ操作、他の機材の操作の関係上、スマホはできるだけ自分の”左側+外側”につけたいのです。

ただし旧製品は向かって左側につけるとクランプの角度的にやや調整しづらい角度がありました。

このため、ホルダー自体をもう少し正面の角度にして正面に向かって多少”出っ張る”ような配置にする必要がありました。これがやや不満。

改良された後継版の紹介

発見した後継型がこれです。
『ブラック』とスケルトンタイプの『クリアグレー』の2種類があります。

↓『ブラック』へのリンク

↓『クリアグレー』へのリンク

【対応機種&ハンドルバー】約4.7-6.8インチのスマホに対応。iPhone 2022 iPhone 14, 14pro, 14pro max, 14Plus, 13 13 Pro, 13 Pro Max, 13mini ,12 11 11 Pro, 11 Pro Max, 11 プロ マックス, XS XS Max XR X 8 7 7plus 6 6s 6plus, S3 S4 S5 S6 S7, Galaxy S7 S6, Note 6 5, LG, HUWEI Mate P20 P10 lite, Galaxy, Xiaomi Redmi Note 8 9 10 pro miniなど。
ハンドル径は14-40mmに対応可能。スマホの厚さ15mmまで対応可能で、横幅は約78㎜以内、縦幅は約12.5cm-17.4cm対応対応可能ですので、購入する前にご端末に合うかどうか是非ご確認ください。(手帳型のケースが対応できませんから、ご注意ください。)

商品紹介ページより抜粋

手元には32mm径までの三脚しかないので、確認は32mm径の三脚まで となりますが、クランプを一番開いた状態ではまだ余裕があります。
また、スペック的には40mmまで大丈夫とのことなので、さらに太い36mm径の三脚までは取り付けできそうです。

スケルトンタイプ(クリアグレイ)がかっこいいなと思って私はクリアグレイにしましたが、ブラックだとクリアグレイより少しだけ安です。

また、タイムセール中だとブラックの方が値引率も高いです。

ブラックが23%引きに対し、クリアグレイは20%引き です。
そして今(2023年3月4日現在)はタイムセール中です!

後継型の改良点 その1

後継版はスマホを固定する構造が根本的に変わりました。
上下だけを固定する構造から、四隅を固定する構造に変わっています。

これにより『画面の最下部から上方向に軽くスワイプする(なぞる)』が快適にできるようになりました。

旧製品の説明

旧製品:上下でスマホを挟み込む構造

改良版のスマホの固定方法の説明

改良版:四隅でスマホを挟み込む構造

Kei
Kei

ただし、この仕様変更により、旧製品では向きを横向きにすることで取り付けできたiPadのようなタブレットは取り付けられなくなりました。

旧製品は左右で挟み込んでiPadを固定することが可能

 

後継型の改良点 その2

ホルダーを固定するクランプ取り付け方向が旧製品と逆側になっており、この結果、三脚の脚(左側)に取り付ける際に好みの角度に取り付けできるようになりました。

旧製品と比較し、改良版の方が”より”三脚の外側から『巻ける』ように角度がつけられ、かつ、クランプのノブが外側に配置されているので操作もしやすいです。

旧製品と改良版の角度調整の比較

左:旧製品 右:改良版

旧製品を正面を向かせるためには改良版と比較して手前にホルダーが飛び出る位置にしないとなりません。

理想としては、スマホホルダーはできるだけ三脚の外側に配置し、かつ、その状態で正面を向かせたいのです。

旧製品を三脚に取り付けたところ

旧製品:多少正面に出ている

改良版を三脚に取り付けたところ

改良版:”より”三脚の外側に配置できる

地味な仕様変更ですが、私にはとても大事な改善点です。

その他 細かな改良点

全体にロック機能が強化されています。

私は激しい使い方はしないので、そもそもこの機能はあまり重要視はしていませんが、ホルダー部分(①の部分)、クランプ部分(③の部分)が不意に外れたりしないよう、ロック機能が追加されています。

また、スマホホルダーをクランプに固定する「ダイヤル」に出っ張りが追加され、操作しやすくなりました(②の部分)。これはなかなかよい改良点です。

改良版の裏側の説明

カメラ機材メーカーの専用製品との比較

詳細はこの記事でも触れていますが、、

専用製品は

  • お値段高め(3000円前後~10000円超)
  • スマホを両脇から挟んで固定するので外で使うのは固定力が少々不安
  • 組み合わせる部材が多い
専用品の部材説明

組み合わせする部材が多い、、、

”スマホだけ”を取り付けるには少々大げさな機材になりますし、設置も時間がかかります。

また、マジックアームとの組み合わせが基本になりますが、(お使いの方は分かると思いますが)マジックアームの可動域はある程度制限があり、ご紹介するスマホホルダーと比べると位置調整の自由度は落ちます。

スマホだけを三脚に取り付けるのであれば、今回紹介の機材の方が断然使い勝手がよいです。

スマホホルダーの角度調整機構の説明

角度調整は裏の「ボール状」のものを中心にスマホホルダー部分の角度を調整するだけ

まとめ

お気に入りのスマホホルダーの後継型が出ていたので試してみましたが、満足度がさらにアップしました。

(少々大きさはかさばりますが)お値段はそれほどお高いものではないのでおすすめです。

「特選タイムセール」だと20%以上値引きになるのでタイミング見て上手にお買い物してください。

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