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NIKKOR Z 180-600 をカスタムしてみた

今回はこんな記事です。

いよいよ登場した NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR。
このレンズについて3種類のカスタムを紹介します。

Zユーザ待望のNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRがニコンから発売になりました!
この記事ではこのレンズに関するカスタムを3種類紹介したいと思います。

  1. レンズフードへ溝ゴムを装着
  2. レンズフードへスポンジクッション装着
  3. 三脚座にアルカスイス互換プレート装着

レンズフードへ溝ゴムを装着

レンズフードが花型でなく、パイプ状なので、ついつい縦置きにしたくなるのですが、地面に触れる面はフードのプラスチックむき出しなので、ここを何かで保護したいと思っていました。

ここで、同じくニコンユーザーのR/あーるさんがとても有用な情報をYouTubeで紹介して下さっているので、参考にカスタムを行いました(R/あーるさん、いつもありがとうございます!)。

使用する材料は「溝ゴム」と言われるものです。
本来は鉄板、ガラスのふちなどの保護する目的のものですが、これを利用します。

溝ゴム

ホームセンターでいろいろ物色しましたが、R/あーるさんの紹介通り、180-600に対しては『光(Hikari) 溝ゴム KGV1』という製品が最もサイズ的に相性がよいです。

Kei
Kei

むしろ純正ではないか というくらいサイズがピッタリです。

溝ゴムは180-600のフードに対しては 40cm+α(数mm)ほどの長さが必要ですが、最終的な継ぎ目加工時の調整のリスクを考えて多少長めに買うのが良いです。

私はキリがよいところで50cm買いました。

大手のホームセンターでcm指定で買うのがベストですが、お近くに最寄りの店舗がなく、通販で買う場合は、だいぶ長さが長い(2.5m分)ものの、下記の商品を利用するのが良さそうです。

両面テープをつける

溝ゴムだけ でもそれなりに外れませんが、できれば両面テープなりでフードに固定するのがよいです。

なお、後々継ぎ目を調整なりするので、あまり接着力が強すぎる両面テープも使いにくいと思います。

私はこの両面テープをつかって止めました。
それほど接着力は強くはありませんが、それなり?に接着しているのと、紙テープなので薄いこともあり、バランスはよいかなと思っています。

両面テープの接着の仕方はいろいろ試してみましたが、両面テープを部分的につけている場合、つけていない箇所は力をかけると溝ゴムがズレたりするなど、接着力が中途半端でしたので、両面テープはフードの全周につけました。

また、裏面の溝ゴムの浮きが気になったので、最終的に表、裏両面に両面テープを付けてから溝ゴムを取り付けました。

レンズフードに両面テープを付けたところ

両面テープの付け方はフードの一番端にテープを載せて表と裏に折り曲げる方法もあると思いますが、内周、外周の径が違うことから内側の両面テープに余剰部分でシワができるなど、この方法ではむずかしかったため、表、裏それぞれ別に貼る方法をとりました。

フードの表、あるいは裏側に両面テープを貼り、フードのふちに沿ってハサミで余った部分を切り取る を表と裏で繰り返しました。

レンズフードに両面テープを付けたところ

表面はちょうどフードの縁の模様をガイドにしながら、この内側にテープが来るように両面テープを貼っていくとよいです。

レンズフードを拡大

溝ゴム取り付け

溝ゴムの内側は加工時の汚れがあります。
接着力を上げるため、できれば無水アルコールで拭くか、なければ一旦 水を含ませ、よく絞った布などで汚れを掃除したほうがよいと思います。

Kei
Kei

レンズフードにもできれば同等の掃除をするとよいかも

まず、40cm+5mm程度 溝ゴムを切り出します。
次に溝ゴムをやや開きながら両面テープ面に沿わせ、フードの1周分回していきます。

なお、内周側は外周に対してやや径が小さいため、継ぎ目の切り方はほんの少しだけ内周側を外周側に比べて短めになるように加工するとぴったりハマります。

溝ゴムの継ぎ目の加工方法の説明

完成イメージ

完成後がこれ。地面につけても傷がつく不安が無くなりました。

溝ゴムをレンズフードにつけたところ

レンズフードへスポンジクッション装着

Z50、Z6Ⅱなどは筺体下に大きなスペースがないため、180-600をつけて平地に置くとフードの一番内側が一番最初に地面について傷が付きます。

レンズを平地に置くとレンズフードが地面についてしまう

これが嫌だったので該当部分にスポンジクションをつけました。

レンズフードにスポンジクッションをつけたところ

レンズフードにスポンジクッションをつけたところ

三脚座にアルカスイス互換プレート装着

私は全機材をアルカスイス互換で統一していますが、ニコンの三脚座は残念ながらアルカスイス互換ではありません。

Kei
Kei

70-200、100-400のように三脚座のレンズフット部分だけ交換できるなら対応も早そうですが、180-600は三脚座ごと交換になるのでリリースはしばらくかかりそうですね。

ちなみに70-200で行ったKIRKのレンズフットと交換した記事はこちら。

で、、、本来はKIRKなど製品と三脚座ごと交換したいのですが、まだリリース前なのでアルカスイス互換のプレートを取り付けて代用します。

F-Fotoの製品が良さそうなので早速購入。

商品には プレート、後付の落下防止用イモネジがついています。
ネジは3/8インチ、1/4インチネジがついており、180-600の三脚座と同様です。

F-Fotoの製品説明

三脚座とは3/8インチネジ、1/4インチネジの2点留めなのでプレートが回転するようなリスクはありません。さらにプレート上面には滑り止めのためのゴムもついています。

取り付けイメージはこんな感じでピッタリハマります。

F-Fotoのプレートをつけたところ

F-Fotoのプレートをつけたところ

手持ちのいくつかの機材(※)へ装着確認しましたが、私の手持ち機材の範疇では互換性は問題なさそうです。
※・・Leofoto、SmallRig、SWFOTO、HejnarPHOTO、MENGS、NEEWER

F-Fotoのプレートをつけて雲台につけたところ

まとめ

この焦点距離が従来は単焦点ばかりでしたが、ようやくズームレンズでサポートされ、Zシステムでの撮影が本格化できそうです。

これから視程もよくなるので、主に飛行機撮影でこのレンズを使って楽しもうと思います。

KIRKの交換用三脚座が(きっと)出るはずなので、リリース後に交換して再度レビューしようと思います。

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