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K&F Concept のカメラリュックがお値段以上でなかなかよかった

今回はこんな記事です。

長年使っていた激安カメラリュックを卒業してK&F Conceptのカメラリュックを購入したところ、お値段以上でなかなかよかったので紹介します。

これまで私の機材の中心はAPS-Cであったこともあり、軽量で軽かったため、特に不満もなくNEEWERの20Lくらいの容量の激安(2000円くらい)のカメラリュックを使っていました(現在はモデルチェンジの影響か購入不可です)。

NEEWERのカメラリュックの写真

引用:NEEWER商品紹介ページより

これはこれでとても値段が手軽で、リュック自体も軽くてなかなか気に入っていたのですが、私の使用機材がフルサイズ機に本格的に移行するにあたって物足りなくなって来ました。

このため、もう少しきちんとしたカメラリュックを購入することにしました。

激安リュックの不満な点

下記の不満な点が致命的で新規購入に踏み切りました。

  • 荷物はリュック一つだけで完結させたいのですが、財布、カードケースを入れるためのポケットがリュックの内側にしかなく、大型の開口部を全部開けないと小物を取り出せない。
NEEWERのリュックを開いたところ

ポケットが内部にしかないので全開放しないとアクセス不可

  • 仕切りバッドがリュックの外枠とだけマジックテープで固定されているので、重めの機材を入れると背負っているうちに背当て部分と仕切りパッドの間に空間ができ、荷物がリュックの中でズレてしまい、中身がぐちゃぐちゃになってしまう
仕切りパッドの説明

長めの仕切りパッドには外枠向けのマジックテープしかついていない

仕切りパッドの説明

背当て部分と固定されていないので簡単に動いてしまう

K&Fのカメラリュックの特徴

今回購入したカメラリュックはこれです。
K&F Conceptの25Lのモデル。

引用:商品紹介ページより

私は「グレー」を購入しましたが、他に「ブラック」「イエロー」もあるようです。

このカメラリュックの購入の決め手は前述した不満な点がすべて解消されたことでした。

また、私の購入時はAmazonで5000円の割引クーポンが発行され(2023年9月時点、さらに支払い時の追加割引きも設定されており、Amazon通常価格で17800円のものが実質1万円以下で買えたので値段にお得感があったのも大きいです。

Kei
Kei

なお、割引クーポンは現在(2023年10月8日現在)も発行されています。

ちなみに、、、K&F Conceptは2011年に中国で設立された会社で、カメラ製品を中心に開発、販売している会社です。

主に扱っている製品はレンズフィルター、三脚、カメラバックなど となります。

角型フィルターなども多数扱っているので、角型フィルターマニアとしては随分前から気になっているメーカーではありました。

全体感

カメラリュックの両脇にそれぞれ5mmくらいのファイバー製の支柱が入っており、かつ、仕切りパッドも硬めなので、全体に思ったよりがっちしています。

カメラリュック全体

カメラリュックの構造説明

また(個体差あるかもしれませんが)縫製などもちゃんとしています。

チャックはYKK製などではありませんが、操作はスムーズです

全体のサイズ

  • 幅✗奥行き✗高さ=29cm✗20cm✗45cm
  • 重さ:1750g
  • 容量:25L

なお、気室内は深さは実質13cm程度です。
このためZ9の様に縦グリップ一体型のカメラは寝かさないと入りません。

外付けポケット

財布、カードケースなどが取り出しやすいポケットが外側にありますので、アクセスはし易いです。中にはメッシュ素材で中身が見える横長のポケットが付いています。

カメラリュック上部の説明

カメラリュック上部

カメラリュック上部の説明

外付けポケットを開けたところ

気室

気室のサイズは下記です。

幅✗奥行き=26cm✗13cm

なお、気室の高さはサイズが固定ではなく、20cmか29cmの2段階で柔軟に切り替えができます。

上部の「底板の仕切りパッド」を引き出すことで上部の気室が拡張されます。

気室拡張の説明

①上部の底板部分のパーツを

気室拡張の説明

②手前に引き出して

気室拡張の説明

③側面と固定し

気室拡張の説明

④新たに底板となる別の仕切りパッドと組み合わせて上部の気室を拡張

仕切りパッドの組み合わせ説明

引用:K&F Concept商品紹介ページより

望遠ズームレンズの有無等、撮影シーンに応じて持ち出す機材は結構変わるので、気室サイズを可変にできるこの作りは重宝しそうです。

また、「仕切りパッド」は長めのものが2枚、短めのものが3枚付属しています。

長めのもののうち、1枚は片方が丸めやすい形状になっており、いろいろ応用が効くです。

仕切りパッドの説明

仕切りパッドの説明

仕切りパッドは長めのものがいずれも背当て面側にもマジックテープがついており、リュックの背中と接する面にも固定されるのでずれる心配がありません。

仕切りパッドの説明

「赤枠」部分が背当て面にも固定されるのでしっかりと固定される

また、仕切りパッド自体は厚さは薄めですが硬めの素材でしっかり仕切ることができます。

仕切りパッドの説明

リュック中央部には背当て部分に太めで「より」起毛?が長いマジックテープが配置されており、上部の気室サイズを大きくした際に部材が重くなることへの接着面の強化対策もされています。

仕切りパッドの説明

仕切りパッドの説明

その他 補足

手持ち用ハンドル

上部に1箇所 しっかりとしたハンドルがついています。
ただし欲を言えば横に倒して持つ時用に横方向にもあるとよかった かな と思います。

リュック上部のハンドル

開口部の内部ポケット

ノートPCを入れられる大型のポケットがあります。
マジックテープで留めるタイプの開口時の落下防止用ストッパーも付いています。

リュックの開口部内側のポケットの説明

Kei
Kei

メーカー公称値では最大360✗260✗20mmのものが入るようですが、あくまで「言い値」なので多少は余裕を見たほうがよいかと思います。

サイドアクセス

仕切りパッドの付け方に留意が必要ですが、カメラリュックの片面は横からサイドアクセスが可能です。

(私はほぼ使いませんが)サイドアクセスを常用する方はメーカーの仕切りパッドの配置例の様に開口部を開けて仕切りパッドを配置すると良いです。

サイドアクセスの説明

サイドポケット

左右に2箇所あり、伸縮性があります。500mlのペットボトルが入るくらい伸びます。

三脚取付時は上部にベルトの付いている側のサイドポケットを利用します。
ポケットにはトラベル三脚の脚をすべて入れられないので2本程度をポケットに入れ、ベルトでさらに固定をします。

サイドポケットの説明

サイドアクセスに使用する側のポケット内側には特にポケット等はありません。

再度アクセスの説明

特に内側にポケットなどは無し

三脚を固定できる側のサイドポケット内側にはバッテリ、メモリカードが入れられそうな小さなポケットとメッシュ素材で中の見えるポケットが配置されています。

サイドポケットの説明

防雨カバー

本体の素材自体も雨にそこそこ強そうな素材ですが、さらに防雨カバーが付属します。
レインコートと同等の素材に見えますが、大雨の際に継続的に雨を防ぐのはさすがに厳しいかな とは思います。

防雨カバーを装着したところ

防雨カバーを装着したところ

防雨カバーは普段はリュック下部の隠しポケットに入れておくのがよいと思います。

なお、防雨カバーの素材はメーカー曰く下記 とのことです。

防雨カバーは、防水性能に優れた900Dポリエステルツイル素材を採用しており、雨天の撮影にも使えます。

ストラップ

しっかりと厚みがあってそれなりにしっかりとしたストラップです。

体にあたる部分と外側部分とで内部の素材(硬さ)が異なっており、体にあたる部分は柔らかめ、外側は硬めの素材でできています。

ストラップの説明

PeakDesignのキャプチャー等を取り付けられるベルトとリングが付属します。

また、長時間背負うときに体の負担を軽くできるチェストベルトも付属します。

拡張ポケット

チャックをあけると4Lほどのポケットが利用できるようになり、容量を増やすことができます。

拡張ポケットの説明

拡張ポケットのチャックを開けたところ

中にはポケット2つとタブレット端末等の固定を想定したゴムベルトが付属します。

拡張ポケットの説明

拡張ポケットの説明

セットアップ用ベルト付き

背当て部分にキャリケースなどの上部に載せる際の固定用として背当て部分にセットアップ用のベルトが付いています。

セットアップベルトの説明

Kei
Kei

これがあると結構便利なんですよね。

出張、旅行などに持っていく際に便利なのでポイント高いです。

キャリーケースへのセットアップの説明

背当て部分

表面がメッシュ素材になっていて通気性が良いです。

また腰に当たる部分のクッションがやや厚め(触った感触的に背中部分に対して倍くらいの厚み)になっており、腰の負担の軽減が期待できます。

本体下部

地面に置くことになる下面部分は表面の素材とは異なる耐水性が高いと思われる素材が使われており、地面からの水分が染みるのをある程度防いでくれます。

カメラリュック下部の素材の説明

私の収納例

私が風景写真を撮る際の構成を例に収納例を説明します。

気室は下部を大きめに取り、Z70-200 F2.8、Z24-70 F2.8+Z6Ⅱ、ストラップ、Z14-30 F4を収納。小物は基本的にポーチに別で入れているので、小物ポーチを収納。

カメラリュックへの収納例

上部の気室にはポケット部分にお財布やパスケース、気室部分には角型フィルターを10枚程度と角型フィルター用ホルダーを格納します。

カメラリュックへの収納例

拡張ポケットには内部ポケット部分にスマートフォンを入れ、夜間からの撮影が多いので、現地到着後、即使う機材である、ネックストラップ型のライト、KANIフィルターのアウトドアマット等を格納します。

カメラリュックへの収納例

他のモデルとの比較

K&F Conceptのカメラリュックってモデルが多種あるので選択迷いますよね。
そこで、あくまで私の使用方法、好みから個人的な評価を記載します。

『Alpha バックパック Air 25L』以外は実際に物を購入しての評価ではないのであくまで参考としてご覧ください。

◯Alpha バックパック Air 25L(私の購入したモデル)

◯Alpha バッグバッグ 25L
値段も近く、使い勝手が良さそうだったので最後まで迷ったのがこのモデル。
シングルショルダーにできる、サイドアクセスも大きめなのでなかなか使い勝手が良さそうに思いました。

ただし、開口部が小さく、H字構造のフレームが邪魔になりそうに思ったので最終的にやめました。

◯Beta カメラバック 20L
見た目がおしゃれなのと割引率が高いのもあってこちらも迷ったモデルです。
また、前側に抱えて開口できるのは雨の日で足元が悪いときなどに使い勝手は良さそうに思いました。

引用:Amazon商品紹介ページより

ただし、上部ポケットへアクセスするのに二本のベルトを外さないと行けないのが若干使い勝手が悪そうなので迷ってこちらも最終的にやめました。

ブラック、グレー、ブルー、オレンジ等、多色展開しています。

まとめ

Amazonの通常価格だと、そこまでお得感はないですが、割引後の1万円程度だとかなりお値段以上感があります。

このブログを書いている時点ではクーポンは2023年10月8日まで と注釈がありますが、私が購入した9月から継続的に発行されているので、おそらく今後も期待できるはず。

また、私の紹介しているモデル以外にもかなり種類がありますので、このブログで留意したポイントを参考にして自分のお好みのモデルを選んでみてください。

私の購入したモデルは残念ながらあまりSNSサイトでは紹介されていませんが、モデルによってはYouTuberさんが紹介をしているのでそちらを参考にするのもよいと思います。

なお、K&Fのカメラリュックはたくさんモデルがありますが、Amazon通常価格で1万以下の割安のモデルは仕切りパッドが背当て側にマジックテープがないものしか付属していなかったり、仕切りパッドが硬めの素材でなく、柔らかいウレタン素材のものであることが多いです。

仕切りパッドの仕様によってかなり使い勝手が変わるのでその点は注意です。

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