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【初心者・中級者向け】カメラ・レンズの清掃方法について

今回の記事はこんな内容です。

カメラ・レンズの清掃方法について解説しています。
「初心者編」「中級者編」の二部構成で「中級者編」ではイメージセンサー清掃の方法を説明しています
カメラ、レンズを清掃する上での基本的な考え方も記載しているので参考にしてみてください

カメラは基本的に屋外で使用するので、案外、ホコリ、砂などがつくものです。ただしマメに清掃していればキレイな状態で維持できます。

あとでまとめてやる というよりは

  1. 普段使用の都度マメに簡単に清掃して
  2. 半年に一回くらい丁寧に清掃する

がよいかと思います。

キレイな機材がいい撮影につながる、、と私は信じてます(笑)

私は年末にまとめて、カメラ、レンズ他の機材を一通りきれいに清掃するようにしてます。年末大掃除です(笑)。最近は夏休みも出歩けないので、夏休み大掃除も追加になりました。

初心者編(主に外装清掃のみ)

必要なもの

  • ブロアー
  • クリーニングクロス(できれば2枚)
  • ハケ
  • レンズクリーナー(あると便利です)

クリーニングクロスは1枚でもよいですが、できれば2枚あるといいですね。
レンズ、ファインダーなどのキレイなところ用とボディ用を分けて使用したほうがレンズ、ファインダーへ余計なゴミを持ち込まないで済むので。

私は拭く箇所のイメージですぐに見分けがつくように「”キ”レイなところ用:黄色」「ボディ用:(くすんだイメージの)グレー」にして分かりやすく区別しています。

外装の清掃の順序

カメラ、レンズの清掃の基本は大きく下記の流れです。

  1. ハケなどで大きなゴミ、砂などを一通り除去
  2. ブロアーでさらに細かいホコリを吹き飛ばす
  3. カメラ、レンズを分離する
  4. イメージセンサーのホコリを落とす
  5. レンズ、ファインダー、液晶モニタを清掃する
  6. カメラ、レンズの外装を拭き上げる

1.ハケなどで大きなゴミ、砂などを一通り除去

私は無印良品のお化粧用のハケを愛用しています。実はNikon純正のクリーニングキットも持っており、これに同梱されているカメラの清掃用に少し大きめのハケもあるのですが、毛が固めなのであまり好きではありません。お化粧用のハケはさすがに肌にふれるので手触りもよく、毛も柔らかめなので愛用しています。まずこれで表面のホコリを落とします。

左:ニコン純正/右:お化粧用ハケ(無印良品)

2)ブロアーでさらに細かいホコリを吹き飛ばす

ハケでは取れない細かいホコリ、細かい隙間に入り込んだホコリを吹き飛ばします。

なお、一度飛ばしたホコリが戻って来ないように、心持ち吹き飛ばす面は下向きにし、ブロアーを下から吹くようにしています。

ブロアーはお好みで選べばよいと思いますが、私は自宅ではNikon純正のものを使っています。先が細長くなっており、空気が集中して出るので気に入っています。
また、それとは別に持ち歩き用には小さなものを使っています。

左:ニコン純正/右:持ち歩き用

外装の清掃にはホコリ除去するスプレー缶タイプのエアダスターも有効だと思います。
ただしセンサー含めて、カメラ内部の清掃への利用は避けた方がいいです。
吹き出す圧力が強すぎてセンサーを傷めるリスクがあります。

3)カメラ、レンズを分離する

すでに分離してしまっているならあえてまた組み直す必要はありませんが、お清掃はレンズとカメラがつながった状態から始めた方が望ましいです。

というのは、レンズ交換式カメラはレンズを外すとカメラの内部構造が丸見えになる機構です。このため、ホコリなどの除去前にカメラ、レンズを分離してしまうと内部に新たなホコリが進入してしまいます(ナーバスな方は撮影場所でのレンズ交換すら嫌がる方もいます)。

逆にボディキャップもつけずにカメラをカバンに放り込んでいる猛者をたまに撮影現場で見かけることもあります、、、信じられないけど(笑)

移動の持ち歩きの都合でカメラ、レンズのやむなく分離が必要ならば、できれば1)、2)までの簡単な掃除は撮影終了後に撮影場所で簡単にやっておいて、自宅で改めてそれぞれを清掃 がよいですね。

4)イメージセンサーのホコリを落とす

中級機であればカメラに内蔵している「イメージセンサーを振動させてホコリを落とす機能」がついていると思います。通常はそれを使って下さい。

なお、イメージセンサーを直接清掃する方法は中級編で触れます。

Nikon Z6Ⅱであれば
「セットアップメニュー(工具のマーク)」→「イメージセンサークリーニング」
にて
・電源OFF時に毎回起動
・手動で即時起動
を選ぶことが出来ます。
注:同じNikonでも残念ながらZ50にはこの機能はついていません。

5)レンズ、ファインダー、液晶モニタを清掃する

ハケをつかって、さらに念入りにホコリ、ゴミを除去します。
レンズの清掃はクリーニングクロスで中心から外周に向かって円を描くように清掃するか、レンズクリーナー(ペンタイプ)を使って同じく中心から外周に向かって円を描くように清掃して下さい。

下記はおすすめ。レンズクリーナーと簡単な清掃用のハケがセットになったペンタイプの清掃キットです。長さは11cmです。それほど大きくないので持ち歩きに便利!

私のレンズペンです。使い込んでいるのでボディがボロボロですみません、、

これ、かなり便利。私は持ち歩き用に一つ持っていて愛用しています。
特に撮影場所でブロアーで飛ばない様な汚れがレンズに付着した場合など、ちょっと清掃する分にはとても重宝します。また、レンズクリーナー部分だけの交換部品も販売されているので、先だけ交換できコスパもGood。

で、、という訳でボディがボロボロになるのです(笑)

ファインダーの「接眼目当て」が取れるならとって、ファインダー清掃してください。

ホコリを除去した後、さらにブロアーで細かいホコリを飛ばし、最後はクリーニングクロス(キレイなところ用)で拭き上げてください。

6)カメラ、レンズの外装を拭き上げる

(できればレンズ用と違うボディ用の)クリーニングクロスで拭き上げて下さい。マウント部分なども細かい汚れ、ホコリが入り込んでいる可能性があるので、カメラ、レンズともに、軽くブロアーなどでマウント部分のホコリを飛ばした後、マウント部分も拭いてあげるとさらによいと思います。

カメラのボディの清掃に洗剤などの利用は不要です。乾拭きが基本。カメラは屋外利用が前提なので水などにはある程度強いですが、あくまで電子部品なので、水分の利用は避けましょう。汚れがどうしても気になる場合はほんの少し水気を含ませた布で軽く拭くぐらいに留めておいて下さい。

中級者編(イメージセンサー清掃編)

そもそも、イメージセンサーの清掃はそれなりに難易度が高いものです。
もし自信がなければメーカーに持ち込んで清掃してもらうのが無難です。

ただしメーカーへの清掃の依頼は時間もかかりますし、写真に写り込んだゴミがイメージセンサーのゴミならば早く除去したいですよね。
以降、あくまで自己責任で対応いただく前提で手順を紹介します。

・・とだいぶ脅してますが、きちんとした手順を踏めば十分自分でも清掃出来ます。

イメージセンサーの清掃が必要なケース

そもそもイメージセンサーの清掃が必要なケースとはどんな時でしょう。
え?何を聞いてるのって思いました?(笑)

当然、撮った写真にゴミのようなものが毎回入り込んでいる状態だから ってことになるのですが、その要因はイメージセンサーの汚れの問題でない可能性もあります。

以下、一眼レフとミラーレス一眼の場合でそれぞれで本当にイメージセンサーの汚れなのか を切り分ける方法を説明しますね。

一眼レフの場合(いわゆるミラーレスで無い一眼)

1)ファインダーを覗いたときだけゴミがある
汚れはファインダーか、ミラー部分かのどちらかです。
ファインダーを清掃しても汚れが除去されないなら、ミラーに付着している汚れを除去すること になります。
ミラーに付着している汚れの除去は(後述する)イメージセンサークリーニングと同様の手順になりますが、写真そのものに影響が出ているわけではないので無理に清掃せず「気にしない」で放置という判断もあります。

私も初号機のカメラ購入直後、非常に細かいゴミが気になって、我流でいろいろ清掃をしてしまいました。で、あらためてお掃除キットを買う際、ヨド○シカメラの店員さんに相談したところ「撮影した画像に大きな影響が無いなら、あまり気にしすぎない方がいいですよ」とアドバイス受けました。
触りすぎて内部に傷をつけるとか、故障させては本末転倒ですからね、、、

2)撮った写真にだけ毎回ゴミがある
レンズ、イメージセンサーどちらかに汚れが付着しています。
まず切り分けのため、レンズを変えてみて下さい。レンズを変えても同じ部分にゴミが乗るならイメージセンサーへのゴミ付着が確定です。

ミラーレス一眼の場合

1)ファインダーを覗いたときだけゴミがある
汚れはファインダーに付着している可能性大です。ファインダーを清掃しましょう。

2)ファインダーと撮った写真 ともに毎回ゴミがある
この場合、レンズ、イメージセンサーのどちらかにゴミが付着しています。
まず切り分けのため、レンズを変えてみて下さい。レンズを変えても同じ部分にゴミが乗るならイメージセンサーへの汚れ付着が確定です。

基本的にミラーレス一眼は(一部の機種を除いて)電子ファインダーの画像はイメージセンサーで受像している画像がそのまま表示されています。このため、イメージセンサーに汚れがあればどちらにも同じものが出ているはずです。

イメージセンサーの清掃方法

カメラ内部を触ります。想定外のトラブルを避けるため、電池は満タンの状態で始めて下さい。

一眼レフの場合はイメージセンサー前にミラーがあるため、そのままではイメージセンサーの清掃が出来ません。ミラーアップし、イメージセンサーを直接見られる状態にする必要があります(いや~ん)。

一眼レフ Nikon D500であれば
「セットアップメニュー」→「クリーニングミラーアップ」→「開始」
でミラーが上がり、イメージセンサーが直接見られます。
なお、一眼レフはイメージセンサー前にミラーがあるため、ミラーレス一眼と違い、レンズ交換時などもミラーに守られているため、イメージセンサーが汚れにくい傾向にあります。

ゴミの確認

レンズを外した状態で白い壁などに向かって撮影をし、画像を確認してみて下さい。

暗いとゴミが分からないので、画面がある程度 白色の明るい画像となるように設定を調整をして行って下さい。センサー丸見えでの撮影なので、新たにゴミが入らないよう、カメラは極力上には向けず、かつ、室内でお試しの撮影を行うのがよいです。

イメージセンサー上に撮影結果で気になるほどの固定的なゴミがあると、この撮影時にぼやっとした点が見えているはずです。よって、これがなくなれば清掃完了です。

大きな汚れならイメージセンサーをよく見ると分かるくらいのゴミ(汚れ)のこともあります。

イメージセンサー清掃:難易度低

初級編にも書きましたが、中級機であればイメージセンサーを振動させて汚れを落とす機能がついていると思います。通常はそれを使って下さい。

それでも汚れが落ちていない場合、手動でイメージセンサークリーニングを起動してみて下さい。

さらにそれでもだめならイメージセンサーに対し、ブロアーなどで空気を吹き付けて汚れを飛ばしてみて下さい。

その際はブロアーの先がイメージセンサーに触れないように十分注意して空気の吹付けを行って下さいね。

また、ブロアーで空気を吹き付ける際はカメラを下向きにして、吹き飛ばしたホコリが再度カメラ内に戻らないようにして作業をしましょう。

(私も初心者の頃よくやってしまいましたが)ブロアーを持っていなかったり、ブロアーを取り出すのがめんどくさかったりで、息を吹きかけて汚れを飛ばそうとする などをやりがちですが、これは絶対ダメです。つばの飛沫が意外に飛ぶので、かえってイメージセンサーを汚してしまいます。

イメージセンサー清掃:難易度中

さて、、いよいよイメージセンサーを清掃しちゃいましょう。
カメラ本体の清掃後、イメージセンサーのホコリをブロアーでざっと吹き飛ばしてからイメージセンサー清掃を行います。

この作業、PENTAX イメージセンサークリーニングキットが簡単に利用できておすすめです。

トリモチみたいな感じのスティック(通称:ペンタ棒)を使い、粘着質のある柔らかい樹脂でイメージセンサー表面をペタペタしてゴミ吸着し取り除くことが出来ます。

吸着シート(写真右側)がセットでついているので、イメージセンサーにペンタ棒を「ペタっ」とする毎に吸着シートでペンタ棒の表面のゴミを除去して下さい。
毎回除去しないとイメージセンサーの別の箇所にゴミが移動する、もしくは一旦ペンタ棒で除去したゴミをペンタ棒につけたまま別の箇所に押し付けるのでイメージセンサーを傷めかねないので。

オレンジの樹脂部分は経年変化で硬化し、粘着力が弱まったり、固くなってイメージセンサーを傷める可能性があるので、定期的に交換することをおすすめします。私は2年に一回くらいは変えるようにしています(ちょっと周期長いかも、、)。

イメージセンサー清掃:難易度高

シルボン紙に無水アルコールを染み込ませてイメージセンサークリーニングを行う方法です。なお、この方法はレンズの清掃にも使える方法です。こんなキットを使って清掃します。

引用:ニコンイメージング クリーニングキットプロ2 CK-P2 紹介ページより

ただし、、、ここまで行くと難易度が相当上がります。私はこのNikon純正のキットを買い、その中に入っていたDVDで手順を動画で見て、やり方を習得しました。

【キット内容】

  • 説明用DVD
    カメラボディー、レンズ、イメージセンサー等の清掃方法や手順、注意点が詳しくわかりやすく解説されています。
  • ブロアー
    カメラやレンズに付着したホコリやゴミを吹き飛ばすために使用します。
  • ブラシ
    ボディー等に付着した大きなゴミを取り除くために使用します。
  • シルボン紙
    レンズ、フィルター面に付いたブロアーでは落とせない汚れを取るクリーニングペーパーです。別売のアルコール(無水エタノール)を浸み込ませて使用します。
  • クリーニングスティック
    シルボン紙を巻き付け、アルコールを浸み込ませてレンズやイメージセンサーをクリーニングします。
  • ハンドラップ
    クリーニングに使用するアルコール(別売)を入れる容器です。頭部を軽く押し下げるだけで、一定量のアルコールが出せる仕組みのため、作業が楽に行えます。
  • クリーニングクロス
    カメラボディーやレンズのクリーニングに使用します。使いやすいハンカチサイズです。

キット内には清掃方法のDVDもついていますので、本格的にメンテナンスしたいなら一つ持っていてもよいキットかと思います(私はNikon D7500購入時のプレゼントキャンペーンで入手しました)。

ただし、このキットは結構なお値段がしますし、ここの読者でこの領域に到達したい人はほぼいないと思いますので(笑)、この件の解説は今回は無しにしたいと思います。

要望あるようなら、このキット無しで簡易的なセットにて無水アルコール+シルボン紙を使って清掃する方法を追加でブログに書きたいと思います。

まとめ

いろいろ細かく書きましたが、私も毎回こんなことを徹底出来ている訳でありません。
今回のブログを書くにあたり、あらためてあるべき論で記載した箇所もあります。

ただし、この基本の考え方を知っていると皆さんの清掃のレベルが上がり、機材も喜んでくれると思います。

そして、、きっと、、ご機嫌な機材がいい写真を撮らせてくれる、、はず!!(笑)

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