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ついに、、、角型フィルターシステム完成?

今回はこんな記事です。

数年かけて角型フィルターを整備してきましたが、ようやく今の自分がやりたいことが全部表現できる「角型フィルターシステム」が一旦?完成したのでご紹介です。
撮影シーンごとのフィルターの選択方法も記載するので参考にして下さい。

新しいフィルターが次々出るので、、、一旦?完成、、、です(笑)

システム構成について

私の構成はKANI、H&Yの両フィルターメーカーを組み合わせたシステムです。

  • 角型フィルター用ホルダーはH&Yを使用
  • 角型フィルターはKANI、H&Yの混成構成

(H&Yではマグネットフレーム単体での販売も行っており)KANIの角型フィルターにH&Yのマグネットフレームを取り付けて利用しています。

このマグネットフレームはH&Y商品紹介ページでは下記で説明されています。

■100x100mmのフレーム
100x100mmで厚みが2mmのフィルターであれば取り付けが可能。
例)Nisi, Lee, Formatt-Hitech, Kani

■100x150mmのフレーム
100x150mmで厚みが2mmのフィルターであれば取り付けが可能。
例)Nisi, Lee, Formatt-Hitech, Kani

H&Yのホルダーを使用している理由

  • H&Yの角型フィルター用ホルダーの方が私の利用方法では使い勝手がよかった
  • H&Yの角型フィルター用ホルダーではH&YとKANIの両方のフィルターが使える

これらからH&Yのホルダーを利用しています。

H&Yのホルダーを利用している理由の説明は少し長くなるので、興味がありましたら別の記事を参考にしてください。

ものすご~く簡単にまとめると、、、、H&Yが角型フィルター用ホルダーに採用しているマグネット式がとても自分には使いやすかった!です。

システム構成詳細

H&Yでは角型フィルター用ホルダーに2箇所のフィルター装着箇所があります。
(角型フィルターフィルター装着部とドロップインで円形型のフィルターを挿入する部分)

①ドロップイン部分
円形型のフィルターをドロップイン(ホルダー内の溝にはめ込む形)して利用します。
円形なので、基本的には回転させて使用するフィルター(C-PLフィルター、クロスフィルター等)を中心に使用しますが、頻繁に抜き差しをしないタイプのフィルターも挿入して使います。
溝は一つなので、ドロップインできるフィルターも一つです。

②角型フィルター部分
いわゆる角型フィルターを装着する箇所です。H&Yではマグネット式を採用しており、他の角型フィルターメーカーとは一線を画する取り付け方法です。
角型フィルター枠にマグネットが組み込まれており、角型フィルターホルダーに磁力で吸着させる仕組みです。

フィルターの一覧

①ドロップイン部分用

  • H&Y:Nightフィルター(光害カットフィルター)
  • H&Y:クロスフィルター(ショートタイプ)
  • H&Y:C-PLフィルター
  • H&Y:C-PLとND効果ありのフィルター

②角型フィルター部分用

  • KANI:NDフィルター(2種)
  • KANI:ハーフNDフィルター
  • KANI:リバースNDフィルター
  • KANI:NDフィルター①(グラデーション領域が長めのタイプ(色薄め))
  • H&Y:NDフィルター②(グラデーション領域が長めのタイプ(色濃いめ))
  • KANI:Partial ソフトフィルター
  • KANI:Cinema Diffusion(BlackMist)フィルター

撮影シーンごとのフィルター選択方法

状況によってはこれだけとは限りませんが、代表的な選択パターンを記載します。
なお、全部のフィルターを同時に使う訳でなく、これらをシーンによって組み合わせて使います。
ただし、角型フィルター部分は条件によっては効果を重ねるために複数枚を重ねて使用します。

風景撮影時

ドロップイン部分でC-PL(場合によってはNDを組み合わせ)を使って偏光の調整をかけ、乱反射を抑えて空の青さを強調したり、水やガラスなどの反射を抑えたりします。
同時に、角型フィルター部分で光量のバランス、光量の絶対量の調整をします。

①ドロップイン部分

  • C-PLフィルター
  • C-PL+ND効果ありのフィルター

②角型フィルター部分

  • NDフィルター(2種)
  • ハーフNDフィルター
  • リバースNDフィルター
  • NDフィルター①(グラデーション領域が長めのタイプ(色薄め))
  • NDフィルター②(グラデーション領域が長めのタイプ(色濃いめ))

星景撮影時

ドロップイン部分で光害をカットし、角型フィルター部分にPartial ソフトフィルター(一部分だけソフト効果があるフィルター)を利用。地上はにじませず、空の部分だけにソフト効果をかけます。

①ドロップイン部分

  • Nightフィルター(光害カットフィルター)

②角型フィルター部分

  • Partial ソフトフィルター

夜景撮影時

イルミネーションを含む夜景撮影時が一番フィルターを使うかも知れません。

特に街中の撮影時は光の明暗差が大きいことと、イルミネーションはフィルターの効果をかけると面白い効果が出やすいので、フィルターの重ね付けが本領発揮です。

状況に併せて、クロスフィルター、Cinema Diffusion(BlackMist)フィルターの有無を選択しつつ、光のバランスに併せてNDフィルターを組合わせて画面全体の光量のバランスを取ります。

①ドロップイン部分

  • クロスフィルター(ショートタイプ)

②角型フィルター部分

  • NDフィルター(2種)
  • ハーフNDフィルター
  • リバースNDフィルター
  • NDフィルター①(グラデーション領域が長めのタイプ(色薄め))
  • NDフィルター②(グラデーション領域が長めのタイプ(色濃いめ))
  • Cinema Diffusion(BlackMist)フィルター

まとめ

角型フィルターの醍醐味は「フィルター重ね付け」です。
まるで化学反応の実験をしているようでとても楽しいです。

「これと、これを組み合わせて、、」なんて撮影前に考えている時間が実は一番楽しいかも知れません。

ただし、フィルター自体の値段はそこそこするので、少しずつ揃えるしかないのですが、KANIさん、H&Yさんともに品質にはとても拘っておられるので一度買えば一生モノだと思います。

腰をすえて写真に取り組みたいと思っている方ならゆっくり揃えてみてはどうでしょう。

付録:製品リンク一覧

組んだシステムで使っているフィルターのリンク一覧をはっておきますね。

①角型フィルター用ホルダーキット

100mm K-SeriesフィルターホルダーKit Mark II

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②ドロップイン部分用

100mm K-Series ドロップインNightフィルター

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100mm K-SeriesドロップインShort 4x Crossフィルター

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100mm K-SeriesドロップインCPLフィルター(ホルダーキットに同梱)

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②角型フィルター部分用

・NDフィルター(ND64、ND1000)
・ハーフNDフィルター(GND0.9)
・リバースNDフィルター(GND0.9)
はKANIのセット品に同梱されていたものをH&Yのマグネットフレームを付けて利用。

Standard set for 100mm II

・NDフィルター①(グラデーション領域が長めのタイプ(色薄め))
Premium Soft GND 0.6 long GND version 100x150mm

・NDフィルター②(グラデーション領域が長めのタイプ(色濃いめ))
100x150mm K-Series バランサー GND16
Just a moment...

・Partial Soft Focus Filter 100*150mm

https://www.loca.design/product-page/pertial-soft-focus-filter-100-150mm

・KANI CDF (シネマディフュージョンフィルター) No.2 100×100mm

・H&Yマグネットフレーム
100x100mm クイックリリース・マグネティックフィルターフレーム

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100x150mm クイックリリース・マグネティックフィルターフレーム

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H&Y Filters Japanさんより特別なクーポンコードを発行頂きました。
・直販サイトでのみ使用可能
・K2aY と入力で5% off
・2万円以上から使用可能
直販サイトのみでアウトレット品も扱っていますが、そちらにもコードが使えるとのこと。アウトレット価格がさらに割引になるので二度お得です。
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