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【ノウハウ】KANIの角型フィルター用ホルダーHTⅣの使いこなし術

今回はこんな記事です。

KANIの角型フィルター用ホルダーHTⅣ型。使い勝手がよく、大変気に入っているのですが、さらに上手に使いこなすノウハウ、関連製品をまとめました。

はじめに

角型フィルター用ホルダーとして、これまで複数社の製品、4製品ほど使用歴がありましたが、KANIのHTⅣ型を使い始めてからは過去に不満に思っていたことがこの製品ではすべて解消されており、また、使用感、質感もとてもよく、大変気に入っています。

すでにかなり「使い勝手のよいHTⅣ」について、「関連製品」や「さらに使いやすくするためのノウハウ」をこの記事では紹介します。

関連製品

マグネティックアダプターリングキャップ

HTⅣを利用する方は必須とも言える商品です。

C-PLフィルターと同じ様にHTⅣのマグネティックアダプターリングにマグネットで取り付けるタイプの保護キャップです。アダプターリングをつけた状態でもレンズ面の汚れを保護することが出来ます。

こちらの製品が秀逸なのは、角型フィルター用ホルダーを着脱せずともキャップが取り付けられることです。

ホルダーがあってもなくてもキャップが付けられます。

これにより、

  • ホルダー無しで、マグネティックアダプターリングだけで単独で利用時にもキャップを付けられる。
  • C-PLフィルターなどがすでに装着されている状態でもその上に重ね付けできる。

など、かなり自由度の高いキャップです。

HTⅢにも樹脂製のキャップがありましたが、HTⅢの場合、角型フィルターホルダーを一旦取り外し、その位置にホルダーと同等の取り付け方で取り付ける方法でした。

これに対し、HTⅣの場合はホルダー部分はつけたままでもキャップを取り付け、取り外しができるため、例えば機材を三脚などに設置しておいて長時間の待機時などでも角型フィルター用ホルダーをつけたままでキャップだけをつけてレンズ面を保護できます。

フィルター用ケース

こちらもHTⅣを利用する方は必須とも言える商品です。
セミハードタイプで、表面が撥水加工(AC-129F100)のものと平織調(AC-129NF100(注:N付き))のもの2種類があります。

こちらは撥水加工のタイプです(表側にKANIのロゴがあります)

↑こちらは撥水加工のタイプ
↑こちらは平織調のタイプ

詳細説明

表側に深めのポケットがあるのでここにホルダーを収納します。

裏側(体に向く側)にも浅めのポケットがあり、私はここにステップアップリングを数枚入れています。

天面のフラップ裏側にはチャック式のポケットがあり、メモリーカードなどの小物類が収納可能です。

ショルダーストラップ取付部は肩掛け時に安定するよう、やや角度がついています。

角型フィルター収納部は表側が100×100mm用、手前側が100×150mm用です。

収納可能枚数は100×150mm 4枚 / 100×100mm 3枚 / ホルダー 1台で、HTⅣ仕様のフレーム付きの角型フィルターがそのまま入れられます。

100×100mm用部分は底上げがされており、奥に入り込んでしまって取りにくくなるようなことはありませんが、底上げがされているため、例えば100×100mm用の収納部に100×150mmは入れられません。

特に良い点

表側のポケットの蓋の開口部とは逆側に角型フィルター収納部の開口部が開くようになっています。

おそらく不意な角型フィルターの落下防止、体に近い方に開くことで雨の際の撮影で角型フィルターが濡れづらいよう、あえて逆側にしているのだと思います。

汎用品ではなかなかこのような配慮できないので、さすが と思いました。

Kei
Kei

これ、もっとアピールしてもいいのにKANIさん、謙虚、、、

フレームアダプター

角型フィルター用ホルダーで円形のねじ込み式のフィルターを使用することのできるアダプターです。

角型フィルターにはラインナップがない特殊なフィルター、あるいは角型フィルター導入前に購入した円形フィルターを利活用したい場合などに使います。

円形フィルターをレンズに付けるときと同じ要領でアダプターにねじ込み、アダプターごと角型フィルター用のスロットに差し込んで使います。

この穴の部分に円形フィルターをねじ込みます

わかりやすくするため円形フィルターはあえてつけずに装着

レンズに直接つける場合と比べてややケラレるようになると思うのでその点注意です。

ハンドホルダー

手持ちで角型フィルターを使用したいケースに利用します。
ホルダーをつけずに、さっと瞬間的にかざして使用したいシーンでの利用になるかと思います。

引用:KANIフィルター商品紹介ページより

Kei
Kei

私はちょっと利用シーンが想像出来ていませんが、ホルダー下部に1/4インチのネジ穴があり、ホルダーを三脚に直接固定することもできるようです。

予備のアダプターリング

アダプターリングだけを追加で購入することが出来ます。

レンズを複数利用して撮影する場合、アダプターリングをレンズに付けておくとホルダーを付けるだけでよいので、素早くレンズ交換が出来ます。夜間で手元が暗い場合などは特に便利です。

なお、セット品のアダプターリングはマグネット機構付きのものが採用されていますが、追加購入できるアダプターリングには マグネット機能あり と マグネット機能無し があります。

注:マグネット機能無し のアダプターリングはやや価格が安いですが、C-PLフィルター、LPRFなどのマグネット式のフィルターを取り付けられませんし、前述したマグネティックアダプターリングキャップもつけられません。長い目で見ると、予備のアダプターリングもマグネット式で準備しておくほうがよいと思います。

使い勝手向上のノウハウ

マグネティックアダプターリングだけで使用

HTⅣのマグネット式のC-PLフィルター、LPRFだけを利用したいときはホルダーをつけず、レンズにマグネティックアダプターリングだけを取り付けて簡易に利用することが出来ます。
なお、アダプターリングだけあればC-PLフィルターを回転させることも出来ます。

HTⅣ100mm用向けのマグネット式の円形フィルターは径が大きめ(95mmまで対応)なので、ステップアップリングなどを使ってケラレることなく、複数のレンズで共用が出来ます。

マグネティックキャップを付けたままで持ち運び

マグネット式のアダプターリングとマグネティックキャップを複数のレンズ分準備し、レンズに取り付けたまま撮影地に持ち込みすることで、特に夜間の撮影時にやや煩雑なアダプターリングの取付作業をせずにすみます。
キャップを付けているので、カメラバッグの中でレンズ面にホコリが付くことも防ぐことが出来ます。

アダプターリングはややレンズ径よりも大きいので、バッグ内ではやや嵩張りますが、撮影地での撮影準備、レンズ交換にかかる時間は飛躍的に効率的になります。

まとめ

今回の記事を書くにあたって改めてHTⅣはよく考えられたシステムだなと思いました。

開発に5年もの歳月をかけたとKANIフィルターの伊藤社長がコメントされています。

確かに納得です。

コメント

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